Basic Surfing
ボディサーフィンをやってみる

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浮かんでいるビーチボールが波からどんな力を受けるかを理解したら、こんどは自分自身がボールの代わりなって、ボディサーフィンをしてみよう。なだらかなウネリの位置では岸に向って思い切り泳ぎ、ビーチボールが転がり出すほど切り立ってきたところでは頭を下にして波の斜面を滑ることをイメージしよう。はじめは難しいかも知れないが、何度かトライしていれば、波に押されて身体がスッと軽くなり岸に向って滑りだす瞬間をきっと味わえるはずだ。
ハワイのトップサーファーたちに初めての波乗りについて聞けば、まずは幼い頃にこのボディサーフィンをして遊んでいたという話をしてくれるのではないだろうか。何も持たずに泳ぐように波に乗ってもいいし、ビート板のような水に浮かぶモノを持っても、またボディボード用のフィン(=足ヒレ)を履いてトライしても良いだろう。
ボディサーフィンをすることで、波のどこに力があるのかを体感することができる。もちろん失敗して波に巻かれることを経験しておくことも実は大切だったりする。サーフィンではじめにボードが滑り出す理屈も、基本的にはボディサーフィンと同じだ。ただし、ボードを使った波乗りの場合には波の斜面が崩れてスープ(白い泡)になってしまう前に、切り立ってきた波の斜面(上の中央の図の段階)を素早く横に滑って行くというイメージを大切にしよう。

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