| コラム・特集企画 |
| ビギナーズ知恵袋 vol.12 |
★短期間で上達するには
サーフィンは実際に始めてみると、ほとんどの人が想像していたよりも難しいことを痛感するはず。
最初の難関として、パドリングのスピードがつけられず波をキャッチできなかったり、乗れてもショートライドのみだったりして、なかなか楽しさが分からずに挫折していく人も多い。
なかなか上達しない要因として、使用するサーフボードが小さ過ぎ、浮力が足りないケースが挙げられる。
もしショートボードで上達したい場合でも、最初に使用するのは、少なくとも身長より20cm以上は大きいボードで始めるのがオススメだ。
もし可能であれば、ロングボードを使って小さい波から練習を始め、慣れてきたら徐々にボードサイズを下げていくのが理想的。
ハワイのワイキキなどの小波で初めてサーフィンを体験する人が、浮力のあるロングボードですぐにテイクオフまでをマスターできてしまう様に、最初はサーフボードの助けを借りるのが賢明だ。
そして、いかに楽しいスポーツであるかを体感するほうが、実際は効率的に上達できると言える。
ロングボードが楽しければ、もちろんそのままロングボードを続けてもいい。
つまり、浮力のある大きなボードで慣れていくほうが楽しさもすぐに分かるし、無理なく短期間で上達できるのだ。
ビギナーの場合は、長く、幅と厚みがあり、浮力のあるボードで、なおかつノーズとテールがあまり反っていないボードが理想と言える。
プロサーファーが使用しているハイスペックのボードや、上級者が好んで使う様なボリュームを削ぎ落としたボードはビギナーにとってデメリットであり、上達を妨げる。
ショートボードで上手くなりたいと思うビギナーは特に、コストはかかるかもしれないが、最初は浮力のある大きなボードで、サーフィンを楽しみながら続けることを重視しよう。
また、教えてもらえる人がいない場合は、サーフショップ主催のスクールに参加することを強くオススメする。
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