コラム・特集企画
ビギナーズ知恵袋 vol.18

★フィンの特性を知ろう

フィンは、基本的にその面積によってボードの回転性とドライブ性(推進性)が変わる。

知恵袋第18回

これはフィンの面積が変わることで、フィンが受ける水の抵抗が変わるためだ。

大まかな理論としては、面積の大きなフィンはドライブに優れるが回転性は鈍くなるとも言え、逆に面積の小さなフィンは回転性は優れるがドライブ性は劣ると言える。

当然フィンが小さければ水の力をあまり受けないので回転性は良くなるが、逆にその分、水を掴まずに逃すことになるので、力強さが出しにくくなるのだ。

また、フィンの大きさは体重や体型の大きさに比例して選ぶのが基本的な考えでもある。

次に、フィンのデザインがもたらす特性を、部位ごとに見てみよう。

知恵袋第18回

①は「ベース」と呼ばれ、幅が広ければドライブ性が上がり、狭ければ回転性が良くなる。

②は「ハイト」(高さ)で、フィンが高いとドライブ性が上がり、低ければ回転性が良くなる。

③は「レイク」と呼ばれ、フィンの反り具合を示す。このレイクがきつく(後ろに長く)傾いているほどドライブ性が上がり、逆に立っているほど回転性が良くなる。

④は「フィンティップ」と称され、このエリアが広ければドライブ性が上がり、狭ければ回転性が上がる。

以上がフィン・デザインによる大まかな説明だが、面積の大小によってメリットデメリットが生じることが分かるだろう。

また、素材の違いによるフレックス性によっても乗ったフィーリングが異なり、④のフィンティップがしなるタイプはターンに粘りが出るという特性もある。

ロングボードの場合はセンターフィンの位置も変えられるタイプが多く、基本的に前にずらすと回転性が得られ、後ろにずらすと直進性が増して、ターンの半径が大きくなる。

ロングボードでターンし辛かったり動きが重く感じている場合は、フィンを前にずらして乗ってみると回転性が上がり、ターンしやすく感じるだろう。

逆に、伸びのある大きなラインでサーフィンしたい場合は後ろにずらしてみよう。

この様に、フィンデザインの特性を知ったうえでセッティングを変えると、同じボードでも違ったフィーリングを得る事ができるのだ。

通常、付属のフィンはちょうど良いバランスのものがセットされているが、取り外し可能なタイプのボードの場合は、コンディションや好みによって違うサイズ、素材を試してみても楽しいだろう。

乗り味が変わるだけでなく、その違いを体感することで、新たな経験値を手に入れることができる。

ただし似た様なサイズ、デザインのフィンだと違いを感じ取りにくいので、ショップのスタッフに良く相談することをお薦めする。


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