コラム・特集企画 |
ビギナーズ知恵袋 vol.39 |
★サーフィン用語とその使い方
誰もが最初はサーファー同士の会話の中で出てくる様々なサーフィン用語に対して、頭の中で「?」が浮かぶハズ。
サーファー同士の会話に限らず、スクールを受ける時などに、講師がサラッと使うケースもある。
今回は、サーフィンを始めたばかりのビギナーサーファーから実際に寄せられた「今年サーフィンを始めたのですが、先輩と会話してて専門用語が出るとついていけません。」というお悩みを解決すべく、普段の会話に出てくる事の多いサーフィン用語をいくつのジャンルに分けて、使用例と併せて簡単にご紹介しよう。
【風向き】
●オフショア
岸から海に向かって吹く風。基本的に「オフショア」は波の面を整えてくれる。
○使用例
今日はオフショアで、面が良いね!
●オンショア
海から岸に向かって吹く風。オフショアの逆で、「オンショア」は波の面を荒れた状態にする。
○使用例
今日はオンショアが強くて、イマイチだね。
【波やウネリの状況】
●まとまり無い
ウネリや波が不規則にあちこちで崩れている状況。
○使用例
サイズは十分だけど、まとまり無いね。
●ヨレる
風や、異なる方向からの波が重なり、ウネリがよじれた状態になる事。
○使用例
なんとか出来そうだけど、ヨレててパッとしないね。
【面の状態】
●チョッピー
風が強まる事で、波の面がガタガタしており、ライディング時にも気になる状態。
○使用例
オンショアが強くて、チョッピーだね。
●風をかわす
コンディションに悪影響を及ぼしそうな風が吹いているにも関わらず、山・岬・人工物等によって、その影響が軽減される事。
○使用例
このポイントは風をかわしてるから、比較的出来そうだね。
【その他】
●カレント
潮の流れ。風が強まったり、サイズアップに伴って、カレントも強まる。
○使用例
カレントが発生してるから、注意しないと。
●セット
一定の間隔でまとまって入ってくる比較的大きな波の事。コンディションによって、間隔やサイズなどが異なる。
○使用例
セットを選べば、なんとか遊べそうだね。
サーフィン用語はサーファーの会話の中に登場する、ある種独特なもの。サーフィンをしない方が耳にしても「何の話?」という事になるが、考え方によっては、サーファーならではの小さな楽しみなのかもしれない。
(普段あまり使用されない用語を連呼していると、丘サーファーに勘違いされる可能性もあるので要注意。)
今回のビギナーズ知恵袋を参考に、サーフィンと同様に周囲のサーファーとの会話も小さな楽しみとして、海での時間を過ごせてもらえれば幸いである。
◆基礎知識
└今さら人に聞けないけど...知っておくべき基礎知識
◆便利情報
└経験が生んだ、まさしくサーファーズ知恵袋
◆グッズ関連
└快適な波乗りをサポートしてくれるグッズとの付き合い方
◆海での注意
└サーファーなら知っておきたい海での注意点
◆上達のコツ
└目からウロコ!?脱ビギナーサーファー宣言をサポート!
◆気象関連
└自分で波予想をする第一歩!?気象に関する知識!
◆カラダのケア
└押さえておきたいカラダのケアなどにまつわる情報!
◆ルール&マナー
└これだけは押さえておきたいルールとマナー集
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