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「パイプラインで試される新しいフォーマット」

2007-12-10 更新
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いよいよウェイティングピリオドに入った「ビラボン パイプラインマスターズ」ですが、このイベントは日本語でのインターネット中継に加え、新たな試みが行なわれることになっています。

その試みとは、8Xのケリー・スレーターが発案した「デュアルフォーマット」を採用したヒート進行です。「デュアルフォーマット」とは、簡単に言えば2つのヒートを同時進行させること。
それによって余った波が少なくなり、時間短縮が可能。多くのヒートを良いコンディションで消化出来るため、選手達にも観客にも理想的なフォーマットなのです。

具体的に説明すると、まずヒート1が始まり、2人の選手が戦います。30分ヒートの場合、最初の15分までは2人のままで通常通りに進行しますが、後半の15分にヒート2の2人の選手が加わります。この時点でヒート1の選手にプライオリティー(優先権)が与えられます。このプライオリティーのおかげでヒート1の選手はヒート2の選手に邪魔されずに残り15分を戦うことが可能。更に30分後にはヒート1の選手が上がり、変わってヒート3の2人がラインナップに加わり、すでに入っていたヒート2の選手にプライオリティーが与えられます。

また、「デュアルフォーマット」用に赤と青の二つのジャージが特別に用意され、同ヒートの選手達は同じ色のジャージを着用。選手同士の区別は腕または首に選別の色が入り、プライオリティーの区別もここでします。
実際にライブ中継が始まるとアナウンスが入るので、選手達を見分けるのにも苦労はしないと予想されます。

パイプラインマスターズは特別なイベントのため、ASPワールドツアーの45名、ワイルドカードの他にパイプラインのスペシャリストが加わり、64名の選手達が戦うことになります。ヒート数も増えますが、今回の「デュアルフォーマット」を採用することによって、通常のイベントよりも時間短縮が可能になります。


「日本語でのインターネット中継」と「デュアルフォーマット」の2つの新しい試みが注目される「ビラボン パイプラインマスターズ」ですが、現地時間12月9日は3ftのサイドショアが入ったバッドコンディションのため、コンテストはオフ。11日の火曜には新たな北西ウネリが入ることが予想されているので、コンテストオンのコールを期待しましょう!

ASPジャパン公式サイト
http://www.aspjapantour.com

photo: ASP Covered Images

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