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2008年「ASPワールドツアー」のスケジュール

2008-01-02 更新
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世界中の良い波だけをセレクトして開催される世界最高峰のサーフィンコンテスト「ASPワールドツアー」の2008年のスケジュールがASPから公表されました!
基本的には2007年と変わりはなく、まずは2月にオーストラリアのゴールドコーストからキックオフ!第2戦は暖かいゴールドコーストから南下したビクトリア州で開催される伝統的なベルズでのイベント。クラシカルなライトブレイクを制して優勝カップのベルを鳴らすのはツアーメンバー全員の憧れ。唯一入場料を徴収されるこのベルズにはイースターホリデーに開催されることもあり、毎年多くの観客が集まります。

オーストラリアでの2戦を終えたツアーのメンバー一行は、南太平洋の島「タヒチ」へ飛びます。ここで待っているのはシーズン中で1番危険かつ、1番エキサイティングな波「チョープー」
昨年はこの波を得意とするダミアン・ホブグッドがラスト15秒でミック・ファニングを逆転するドラマを演じました。続く、第4戦は2007年にスキップされたフィジーでのイベントが復活。世界中のサーファーで常に予約が一杯の「タバルアアイランド」を2週間だけ貸し切り、バレルセッションが行なわれます。

6月中旬には1年の中で最も期待度が高い「リップカールプロ・サーチ」が開催。一昨年はメキシコ、昨年はチリで見事な波をサーチしたこのイベントですが、今年はシークレットスポットが点在するウエスタンオーストラリアが舞台に選ばれました。まだポイント名までは発表されていませんが、トム・カレン率いる「サーチチーム」がどんな波を見つけてくるのか、今から楽しみですね。
前半戦の最後は南アフリカのパーフェクトライト「J-BAY」で締めくくり、ここでツアーは1ヶ月以上の休暇に入ります。自国に帰ってのんびりする選手が多いそうですが、レイティング下位の選手達はそうもしてられません。この期間はWQSのビッグスターイベントが続くため、休む暇もなく世界中を飛び回ることになるからです。

後半戦は9月からスタート。口火を切るのはカリフォルニアのトラッセルズ「ブーストモバイルプロ」
このイベントは毎年タイトルレースの鍵となるため、注目されます。昨年はミック・ファニングが早々と敗退。後を追うケリー・スレーターが優勝を決めてミックにプレッシャーをかけていました。また、ワイルドカードで出場したデーン・レイノルズ&ジョーディ・スミスが次々と強豪達を倒してRound4まで勝ち上がるという活躍ぶりを見せたのが印象的でした。今年から本格参戦するこの二人は、間違いなくツアーに新しい刺激を与えてくれるでしょう。
その後はフランス、スペインのヨーロッパレッグに突入し、南米ブラジルを経由して最終戦のハワイ「パイプラインマスターズ」でフィニッシュとなります。

WQSの方は早くも1月4日からスタート。第1戦はアメリカ東海岸フロリダのセバスチャン・インレットで開催される「オニールプロ」
今年は4スターから5スターにグレードアップされたので、豪華なメンバーでの戦いが期待出来るでしょう。
日本での開催は7月28日~8月3日の期間に伊良湖で開催される「夢屋ビラボンプロ」が今年も6スターで行なわれ、その他にも千葉プロ(5月28日~6月1日)、福島北泉でのサハラプロ(9月4日~7日)、九州小倉ヶ浜での日向プロ(10月9~12日)と3つの2スターイベントが予定されています。

今年もBCMでは「ASPワールドツアー」や、WQSの注目イベントをフォローしていきますので、ぜひお楽しみに!

■2008年「ASPワールドツアー」
第1戦 2月23日-3月5日 オーストラリア ゴールドコースト「クイックシルバープロ」
第2戦 3月18日-29日 オーストラリア ベルズビーチ「リップカールプロ」
第3戦 5月8日-18日 タヒチ チョープー「ビラボンプロ」
第4戦 5月23日-6月6日 フィジー タバルア/ナモツ「グローブプロ」
第5戦 6月18日-29日 ウエスタンオーストラリア「リップカールプロ・サーチ」
第6戦 7月9日-20日 南アフリア J-BAY「ビラボンプロ」
第7戦 9月5日-14日 カリフォルニア トラッセルズ「ブーストモバイルプロ」
第8戦 9月19日-28日 フランス南西部「クイックシルバープロ」
第9戦 9月29日-10月12日 スペイン ムンダカ「ビラボンプロ」
第10戦 10月28日-11月5日 ブラジル サンタカリーナ「ハングルーズプロ」
第11戦 12月8日-20日ハワイ・オアフ島 バンザイパイプライン「ビラボンパイプラインマスターズ」

photo: ASP Covered Images