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オーストラリアトリップ②

2008-04-21 更新
結婚して初めてのサーフトリップにオーストラリアのゴールドコーストを選んだハルさんファミリーと親友の了ちゃんファミリー。
前回のOne Earthではその到着直後の模様までをお届けしましたが、今回は滞在が慣れてきてサーフィンを楽しむ余裕も出てきたものの、最後に思わぬハプニングが!
どんな展開が待ち受けているのか?「オーストラリアトリップ②」最後までよ~く目を通して下さい。

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赤ちゃんたちの朝は早い。すでに午前6時には両家の赤ちゃんたちが目を覚まして騒いでいるので、アラームの必要がない。みんなで朝食を済ませ、家族全員でコンドミニアムのプールに遊びに行く。
僕は普段家に いないことが多いので、家族で過ごす時間に幸せを感じる。

しばらく遊んだところで、僕らのサーフィンタイムがやっと巡ってきた。目の前のビーチブレイクでも十分だけど、さらに良い波を求めクーランガッタエリアへ向かう。
サーファーズパラダイスから車でおよそ40分。最初に通る「バーレイヘッズ」、「カランビン」、「キラ」はあまりコンディションが良くない。
しかし、その先の「グリーンマウント」、「レインボーベイ」、「スナッパー」をチェックしてみると、三箇所とも素晴らしいブレイクを見せていた。
早速スプリングに着替え、スナッパーロックスへパドルアウト。波は肩から頭くらい。面も綺麗でたまにチューブも巻いている!
しかし、イースターともあってランナップはかなり混雑...。僕は4ヶ月ぶりのサーフィンと、あまりにも上手いローカル達に圧倒され、あまり上手く波を捕まえることができなかった...。

昨年のWCTチャンピオンのミックファミングを育てたこのエリアのサーファーのレベルの高さは凄い!見ているだけでこっちが声を上げてしまうほどだ。
小さな子供からおっさんまでがエアーを連発、ニーボーダーだって凄い縦の動きをする。
オーストラリアはサーフィンの向上を目指す人にはお勧めの場所だと思う。

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さて、あまり良い波に乗ることのできなかった僕らだが、今回の旅はそれも想定内だったのでがっかりすることもなく、家族のいるコンドミニアムに戻ることにした。

午後は家族を車に乗せ、コアラを見に「カランビンパーク」へ向かった。カンガルーが放し飼いになっているエリアもあって、両家の家族とも大喜び。(オーストラリアはオゾン層に穴が開いているので赤ちゃんたちの日焼けには注意が必要だ。)
ゴールドコーストエリアにはカランビンの他にも、「シーワールド」、「ドリームワールド」など、沢山のアトラクションがあって、一週間位の滞在では、回り切れない。

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イースターの中日だったこの日、スーパーがやっと開店してくれたので、買い物をどっさりして部屋に戻ることにした。
翌朝、了ちゃんと僕は朝の良い波を狙って、この日ばかりは家族を見捨ててスナッパーロックスへ向かった。

ポイントに着くと波は面ツルの肩サイズ。昨日より若干混雑も抑え気味。朝早かったので、パーキングも比較的ブレイクの近くに陣取ることができた。
長時間入る予定だったので、顔にたっぷり日焼け止めを塗り込んで、車の鍵を砂浜に埋めてパドルアウト。昨日ラインナップした場所よりも少しインサイド気味のさらに空いている場所で波を待っていると、形の良い頭サイズの波が入ってくる。

テイクオフも簡単に合わせられて声を出したくなるほどの良い波に乗ることができた。近くにいた了ちゃんも今日は調子良く乗っている。
二人でニコニコしながら昨日のリベンジとばかりに良い波に乗りまくり、あっという間に2時間ほど経ってしまった...。

すっかり太陽が真上に来たところで日焼け止めの効力も落ちてきたっぽいので、海から上がることにした。
ビーチの備え付けのシャワーを浴び、すっかりご機嫌の僕に先に上がっていた了ちゃんが近寄ってきた。

「ハルさんおつかれー!でも、俺たちの車ないよー!?」

目を疑ったが、確かに僕らのレンタカーのエスティマが消えていたのである...。
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今回のOne Earthはここまで。
サーフィン中にレンタカーが消えてしまったハルさんですが、今までの旅の経験を生かしてこの状況をどのように対処していくのか?
その模様は「オーストラリアトリップ③」でお届けします!

★BCM「AUSトリップ」アドバイス★
荷物を車内に置いて長時間車から離れるサーファーは「車上荒らし」の格好の餌食。それは日本でもオーストラリアでも変わりありません。
オーストラリアでは荷物だけでは無く、車ごと盗まれるパターンが多いため、駐車時にハンドルロックのバーをするのは当たり前。
また、車外から見える場所に金目の物を置いて車から離れるのは、「どうぞ盗んで下さい。」と言っているのと同じ