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F+(エフプラス)コラム「プロとしての心得、トッププロのふるまい」

2017-09-17 更新
Text by つのだゆき / Photo by snowy
エフプラスコラム
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今シーズンのタイトル争いの重要な場面となるカリフォルニア、ロウワートラッスルズのハーレープロ、ウイメンズのスウォッチプロが終了。メンズのタイトル争いはジョーディとジョンジョンが並んで譲らず、女子もアジャスティングを考慮するとトップ4あたりまで混戦が続いている。

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ワイルドカードで出場した大原洋人は実力を出し切り、ラウンド2でオウエン・ライトを破ったが、ラウンド3でジョンジョンにコテンパンにやられ、ワールドチャンピオンの何たるかをわからされた感じ。

試合そのものではないけど、今回はミックとフィリッペに、プロとしての心得というか、トッププロのふるまい的なものを見てしまったので、そのお話。
ヒート終了後、ま、勝ったヒートではあったけど、ミックが海から上がってくるとそこにはオフィシャルストアで売っている、ミックの名前入りのTシャツを着たキッズファンが立っていた。ミックにしたらよくある光景かもしれないけど、こういうのはやはりうれしいと思う。で、それは私の目の前の出来事で、会話の内容まで聞こえる距離だった。

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もじもじしている子供に、まずミックがヘイ、メイト、名前はなんていうんだい? と優しく声をかけ、その子が名前を言うと、子供の目線に合わせてしゃがみ、○○、何すればいい? サイン? 写真? と聞き、その子供の要求にこたえた。その表情の優しいことといったら……。自分のシャツを着てくれているファンに対して、スターが個としてマンオンマンで接する。その子はそれを生涯忘れないだろう。今は立場が違って自分がスターだけど、ミックだって子供時代そういう経験があるわけで、あんなに有名になってもそれをきちんとやるって、すごいなぁ、と思う。

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そしてフィリッペ。表彰台の上のスピーチで、いろんな人にありがとう、を言うとき、ブラジル人のファン、そしてアメリカ人のファンも、とすかさず加えた。もちろんフィリッペはブラジル人なので、ブラジリアン応援団が押し寄せたわけだけど、現在サンクレメンテ在住で、ちゃんとアメリカ人、サンクレメンテローカルにも敬意を表するあたり、というか、そこに気を遣うあたりがすごいなぁ、と思う。
ミックにしてもフィリッペにしても、ほんのささいな気配りなのだが、こういうことが、彼らのアスリートとしての足元を支える。ファンあってのアスリート。人気というのはある意味その人の気配り、性格の良さのバロメーターでもある。いろんなところからいろんな話を聞くが、ミックとフィリッペの悪い話はあまり聞かない。


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