非会員上部PR枠用
 

JPSAロング第3戦『マーボーロイヤルプロ ヴェレーナカップ』レポート

2008-07-08 更新
1215501128_080708jpsa_long
JPSA2008ロングボードシリーズは年間5戦で争われます。第3戦は『マーボーロイヤルプロ ヴェレーナカップ』。 湘南の辻堂で7月5日~6日の2日間を利用し、ファイナルまでの日程を無事に終了。
今回はその模様をお伝えします!

コンテスト初日となった5日(土)は連日のオンショアの風波が残り、早朝はコシ位のセットが入っていたものの、後半にかけてはヒザ~モモサイズ。それでも地形が良い分、乗れる波はあり、順調にヒートが進行。
この日はラウンド2までのスケジュールを消化し、カレントリーダーのケコア・ウエムラを初め、茨城の若林敦、千葉の北村吉代、松山欣則、尾頭信弘がハイスコアを出してラウンドアップ。
他にもユージン・ティールがスタイリッシュなハングテンで9.25
のハイエストスコアをメイクし、調子の良さをアピールしていました。

ラウンド2のヒート16では、喜納元輝と小室正則の最年少プロvs最年長現役プロの戦いが実現。親子ほど年の差のある2人の対決はベテラン&ローカルの意地を見せて小室正則が接戦を制していました。

ファイナルデイの6日(日)もスモールコンディションに大きな変化は無く、ヒザ~モモ。潮が引き始めてきた朝7:30にラウンド3がスタートし、小さいながらも形は良い波にプロ達はノーズ系のアクションを連発。尾頭信弘、松山欣則、ユージンティール、石塚昇、吉川祐二、村上新、北村吉代、関川貴之、吉田泰がスコアを延ばしてQFへ進出。逆にいつものライディングを発揮出来ず、スコアを延ばせないままあえなく敗退したのがケコア・ウエムラ。アクションに定評があるケコアにとって今回の辻堂の波はある意味ハードだったのでしょう。

QFでも好調さをキープしていた鵠沼の吉田泰はSFも余裕の1位通過でファイナルへ。他にも鵠沼の榎本信介、伊豆の鈴木康弘、宮崎の秋元祥平がファイナリストに選ばれました。

ファイナルのホーンが鳴って最初に飛び出したのは吉田泰。トリミングから巧みなノーズライディングを披露し、マニューバー系のライディングで追い上げる鈴木康弘を抑えていました。
しかし、後半は一気に流れが変わり、この日一番とも言えるセットを掴んだ秋本祥平がインサイドまで技を重ねながら繋ぎ、9.25の今大会のハイエストスコアを叩き出してトップに!
他の3選手の追い上げもむなしく、そのまま秋本祥平がJPSA初優勝を決めてトータルレイティングでもトップに立ちました。

ロングボード第3戦
『マーボーロイヤルプロ ヴェレーナカップ』
主な結果は以下の通り
1位 秋本祥平
2位 吉田泰
3位 鈴木康弘
4位 榎本信介

第3戦終了時の総合レイティング
1位 秋本 祥平 3100P
2位 鈴木 康弘 2925P
3位 ケコア ウエムラ 2850P
4位 ユージン ティール 2600P