非会員上部PR枠用
 

JPSA08ロング第4戦『RealBvoice茨城鉾田プロ』レポート

2008-08-26 更新
1219735471_2008_4_b1
8月23日(土)~25日(月)にJPSA2008ロングボード第4戦『RealBvoice茨城鉾田プロ』がBCM波情報でもお馴染みの大洋村トップサンテ下で開催!

期間中は停滞したオホーツク海高気圧や、日本付近の低気圧の影響でサイズこそ十分でしたが、風が合わず、バンピーなコンディションでヒートが進行。また、22日(金)に行なわれる予定だったプロトライアルがクローズアウトのために翌日に持ち越しになるというスケジュール変更もありました。

23日(土)のプロトライアルはショートボードの公認プロでもある遠田真央。オーストラリアに滞在して本場のサーフィンを吸収中の石川剛の他、藤川勉、鳴海守、関口学、山本剛、松下智光、今泉正徳、工藤竜一、小島勝弘の計10名がクリヤー。24日(日)に行なわれたプロとの対戦で2ヒートを勝ち抜いた遠田真央、石川剛、柳沢裕次、小島勝弘がプロ資格を手に入れました。

この日はラウンド3の前半までを消化し、ケコア・ウエムラ、吉
田泰、塩坂信康、瀬筒雄太、石塚晃などのシード選手がラウンドアップを果たしていました。

25日(月)のファイナルデイ。ラウンド3後半~ラウンド4で強さを印象付けていたのは東川泰明、ケコア・ウエムラ、喜納元輝な
ど。ラスト16名に絞られたQFもケコアの勢いは止まらず、余裕の1位通過。一番の接戦となった東川泰明、ユージン・ティール、吉川祐二、喜納元輝のヒート3は、残り1分まで吉川祐二を除く3人のデットヒートでしたが、喜納元輝と東川泰明が逃げ切る形となり、SFへ。

SFのヒート1はケコア・ウエムラ、藤井辰緒、塩坂信康、宮内謙
至のトップシード対決。ここでもケコアの好調振りは止まらず、
18ptというハイスコアでファイナル進出一番乗り。2位争いは塩
坂信康がクラシックなノーズライディングでポイントを稼ぎ、接戦を制します。
ヒート2は喜納元輝、東川泰明、鈴木康弘、堀野稔というどの選
手が勝ち上がってもおかしくない好勝負に。序盤は喜納元輝と鈴木康弘が飛び出しましたが、後半に東川泰明が急速に追い上げて1位でファイナルへ。2位はラストウェーブで僅かに喜納元輝のスコアを上回った鈴木康弘。

ファイナルになっても強いオンショアは収まりませんでしたが、ここまで進んできた4名の強豪達は素晴らしいサーフィンを披露してくれました。スタートからダッシュをかけたのが優勝候補ナンバー1のケコア・ウエムラ。リップアクションとノーズライディングを組み合わせ、7.25をスコア。それに食い下がる塩坂信康と東川泰明でしたが、ケコアは中盤に9.25のハイスコアを叩き出して勝負を決めます。2位は後半にハイスコアを二つ重ねた鈴木康弘。プロ昇格2戦目にしてファイナル進出という大健闘の東川泰明は3位。 4位は途中でサーフボードを折ってしまった塩坂信康。

千葉・千倉で開催された第1戦に続き、今シーズン2勝目を上げたケコアはトータルでもトップへ。鈴木康弘が2位に続き、残されたコンテストは第5戦(宮崎の予定)と延期になった第2戦『静波プロ』の2戦になります。

『RealBvoice茨城鉾田プロ』結果
1位 ケコア ウエムラ 
2位 鈴木康弘
3位 東川泰明   
4位 塩坂信康       

第4戦終了時の総合レイティング
1位 ケコア ウエムラ 4850P
2位 鈴木 康弘 4675P
3位 秋本 祥平 3750P
4位 喜納 元輝 3700P