JPSAショートボード第4戦『ムラサキプロ』鴨川にて終了!
2008-10-06 更新
ウイメンズのみファイナルまでの全日程を終了していましたが、去る10/3(金)、会場をBCM波情報でもお馴染みの千葉県鴨川市のマルキポイントへ移し、メンズR2~ファイナルまでの日程が終了しました。
会場のマルキの地形はここのところ深いこともあり、潮が上げると更に割れづらくなることを考慮した結果、2ポイントでヒートを消化することに。
コシ~ハラ前後のスモールウェイブ中心でしたが、弱い北寄りの風によってフェイスはクリーン。波も時折胸~肩のセットが入るなど良好なコンディションのもと、ポイント争いに賭ける熾烈なヒートが展開されました。
現在レイティング同一1位で並ぶ林健太と田嶋鉄兵にとっては、ここでの好成績は最終戦に向けて心理的にも優位に立てることもあり、両者ともに相当な意気込みで望んだことでしょう。
R2まで好調なサーフィンを披露して優勝も予感させた現グランドチャンピオンである林健太でしたが、なんとR3でベテランの上條将美に敗退!本人にとっては不本意な17位となる負けを喫してしまいます。
一方の田嶋鉄兵は、R3では若手注目株でレイティング2位の中村昭太を破りクオーターファイナルへ。QFからSFでも田嶋鉄兵の好調なサーフィンは変わらず、SFでもトータル14.34ptと、独走に近い状態でファイナルへ進出しました。
途中で敗れた林健太に代わりファイナルまで駒を進めたのが林健太の弟である林亨。
初のファイナル進出という快挙でしたが、今ひとつペースを掴みきれなかったに見えた林亨は惜しくも4位。林と同郷の仲野も今回素晴らしい活躍を見せファイナルへ進出するなど、千葉に移動した後も四国勢の勢いは目立っていました。
ファイナルはベテラン浦山哲也、田嶋鉄兵、仲野仁人、林亨の4人。
激しい接戦の末、田嶋が特大のスプレーを飛ばしながら7.07、さらにお家芸のオフザリップで8.00をスコアしトータルで15.07と有利な状況を手に入れます。
その後、浦山も右奥からのレギュラーを上手く選択し2位に浮上。しかしその後、仲野が左奥に入ったレフトの波にバックハンドで垂直に伸びるリップを披露し2位に浮上!
ここで浦山は僅差で3位のフィニッシュ、林は惜しくも4位のままヒート終了となりました。
こうして田嶋鉄兵のランキングトップで最終戦を迎えることになりましたが、最後まで何があるかは分かりません。
10/17~19日の期間中、宮崎県・木崎浜海岸にて予定されているJPSAショートボード最終戦も、どうぞお見逃し無く!
JPSAショートボード・メンズ第4戦『ムラサキプロ四国』最終結果
優勝:田嶋鉄兵 15.07pt
2位:仲野仁人 14.44pt
3位:浦山哲也 14.33pt
4位:林亨 8.40pt