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「トリプルクラウン」がもたらす、オアフ島ノースショアへの経済効果(WSMコラム)

2017-12-21 更新
wsm20171221
1983年からスタートとなったトリプルクラウン。オアフ島ノースショアのサーフシーズン前半にあたる11〜12月におよそ6週間に渡って開催されています。

トリプルクラウンはプロサーファーにとって重要なイベントであることはもちろんですが、雇用の場を創出するのでローカルコミュニティにとっても欠かせないもの。
2010年トリプルクラウンの経済調査によると、オアフ島経済にもたらした経済効果は2,100万ドル(約23.8億円)だそうです。

バンズから委託されたブリガム・ヤング大学ハワイ校マーケティング専門家のレナード・ハフによる今年の試算は2010年とほぼ同様ですが、WSLハワイのGMであるジョディ・ウィルモットは2010年の二倍近いと見積もっています。

波及効果に関してどこまで考慮に入れるのかによって試算も異なるために、当事者となるWSLの数字が大きくなるのは当然ですが、なんにせよ地元経済に大きなメリットであることは間違いありません。

ジョディによると、直接的な効果としてイベントオーガナイザーは、300以上ものローカルベンダーを雇っていたり、WSLはスタッフやゲストのため、タートルベイでホテルの部屋数を数百単位で抑えたり最大で15軒もの家をレンタルしていると言います。

ビーチへの人出に関してハワイ郡ライフガードは、パイプマスターズのウェイティングピリオドと通常の日を比較すると3.5倍ほどに増えるそうです。

また、インターネット面についてWSLの発表は、ウェブキャストのライブ配信視聴数は1,800万回(350万時間に相当)、Facebookのインプレッション数は400万、Instagramの閲覧数は1,100万と、ハワイにとって強力な宣伝効果ももたらしているとのこと。

これだけの大きな効果があるだけに、懸念されるのは2019年のワールドツアー大変革。すでにWSL副コミッショナーが公言している内容なので間違いないでしょう。
予定通りとなれば、従来の時期にトリプルクラウン開催は実現できなくなるので、どのような形で折り合いをつけることになるのか注目が集まります。

参照記事:「Surf Competition Pumps Millions into Oahu Economy


World Surf Movies
http://world-surf-movies.com

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