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JPSA第5戦『フォーリーフ ジャパン presents 波フェス ’08宮崎』

2008-10-21 更新
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今シーズン最後のJPSAが宮崎県・木崎浜で10月17日 (金)~19日(日)に開催。ショート・ロングの同時開催や、ライブ、サーファーズアワードなども行なわれ、東国原宮崎県知事も登場するというビッグイベントになりました。

コンテスト初日、17日(金)のコンディションはコシ~ハラサイズ。早朝はオフショアスタートでしたが、すぐに北東風が強まってしまい、今一つな状況に...。

午後になっても北東風は収まらず、風波でカタ~頭までサイズアップ。 ジャンクながらサイズがある分、ラウンド2から登場したトップシードの選手達は見せ場を作ってくれました。

まずはヒート1で森哲太が攻めのライディングで8.75をメイクし、余裕の1位通過。得意のバックハンドアタックでハイスコアを重ねた3Tの高梨直人もギャラリーを興奮させ、ラウンド3へ進みます。

そして、この日のハイエストヒートスコアを出したのは、カレントリーダーの田嶋鉄兵。1レベル上のマニューバーを披露し、9pt台を二つメイクし、トータル18.00でラウンドアップ!
タイトルレースに絡んでいる林健太も弟の林亨と共に勝ち上がります。

コンテスト2日目、18(土)も北東風はドン吹き状態。木崎浜はヘッドオーバーのクローズアウトになり、少し南下した子供の国Pへ会場を移動。

決して良くはないものの、木崎浜よりは落ち着いたコンディションでラウンド3からラウンド4のヒート2までのスケジュールを消化しました。

4人ヒートのファイナル。序盤から他の3人を引き離したのは6.90をメイクしたダレン・ターナー。2位争いは田嶋鉄兵と林健太という形でしたが、中盤に田嶋鉄兵が切れの良いバックハンドスナップで7.25を出してトップに!

終了3分前。ダレン・ターナーがフルレールのパワーサーフィンを爆発させ、7.20で大逆転に成功!

優勝したグランドチャンピオンに華を添えたい田嶋鉄兵の最後のライディングも素晴らしかったのですが、残念ながら優勝には届かず、JPSAの最終戦はダレン・ターナーが主役となり、幕を閉じました!

なお、ウィメンズのファイナルは、萩原水紀のリードでスタートしましたが、前戦の『ムラサキプロ四国』を制した間屋口香が攻撃の口火を切ると一ノ瀬さゆり、谷口絵理菜もそれに続き、徐々に盛り上がっていきます。

ラスト7分。間屋口香がテールを抜いたスタイリッシュなリッピングをメイクすると6.55がアナウンスされ、トップに躍り出ます。
2年連続のグランドチャンピオンを狙う谷口絵理菜も諦めずに最後まで攻め続けますが、ショートライド中心でポイントは伸びず...。

結局、間屋口香が逃げ切る形で優勝を決め、総合でも2年振りとなるグランドチャンピオンを手にしました!

ロングボードはコンディション不良のために延期されていた第2戦の『静波プロ』が最初に行なわれ、ケコア・ウエムラが優勝。 2位は嘉納元輝、3位は木崎浜をホームとする秋本祥平、4位は牧野拓滋。

今シーズンの戦いを振り返ると、サイズのある波でケコアを脅かすことは誰にも出来ず、JPSAの選手達にはまだまだ上を目指す余地が沢山あることを改めて認識させられました。
果たして世界レベルのケコアに追いつける日は来るのでしょうか?

JPSAショートボード第5戦
『フォーリーフ ジャパン presents 波フェス’08宮崎』
主な結果は以下の通り
1位 ダレン・ターナー
2位 田嶋鉄兵
3位 ニック・ミタ
4位 林健太

ウィメンズ
1位 間屋口香
2位 萩原水紀
3位 一ノ瀬さゆり
4位 谷口絵理菜

ロングボード
1位 ケコア・ウエムラ
2位 ユージン・ティール
3位 東川泰明
4位 鈴木康広

★2008年度総合ランキング
ショート・メンズ
1位 田嶋鉄兵
2位 林健太
3位 ダレン・ターナー
4位 中村昭太
5位 ニックミタ

ショート・ウィメンズ
1位 間屋口香
2位 谷口絵里菜
3位 高橋すみえ
3位 萩原水紀
5位 橋本小百合

ロングボード
1位 ケコア・ウエムラ
2位 鈴木康弘
3位 喜納元輝
4位 ユージン・ティール
5位 秋本祥平