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『Jeep World Junior Championship』 安室丈が表彰台に上がった!

2018-01-12 更新
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PHOTO:© WSL/Dunbar

現地時間1月10日、18歳以下の世界一を決めるワールドジュニア、『Jeep World Junior Championship』が終了!
2年連続でオーストラリアNSW州のカイアマで開催された今イベント、日本のビーチブレイクに似たコンディションがアジアリージョナルの日本勢には追い風となり、安室丈が日本人として初のファイナル進出。
2013年の大原洋人の3位の記録を更新して2位に!
3位には西優司、ウィメンズでも川合美乃里が日本人初の3位に入るなどCTの登竜門と言われるビッグイベントで日本勢が大きな結果を残しました。

「ファイナルに進めて本当に嬉しい。このイベントの目標はクリアしたけど、最後に負けてしまったことは悔しいね。自分にはあと一年チャンスがあるから、来年はここに戻ってきて優勝を狙うよ」

昨年、宮崎県のお倉ヶ浜で開催された『2017 VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』では16歳以下で優勝。
日本人では史上初の個人金メダルを獲得して大きな壁を越えた安室丈。
ワールドジュニアでの2位はQSのハイグレードのシード権獲得にも繋がり、今年はクオリファイに向けての挑戦が始まることになります。
日の丸の旗を腰に巻いて表彰台に上がった彼の表情は自信に満ち溢れていました。
今年から「Billabong」が新しいスポンサーになったのも、非常に良いタイミングと言えるでしょう。

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PHOTO:© WSL/Dunbar
(安室丈)

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PHOTO:© WSL/Dunbar
(西優司)

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PHOTO:© WSL/Dunbar
(川合美乃里)

イベントの方は安室丈とファイナルを戦ったハワイのフィン・マクギル、ウィメンズはタヒチのヴァヒネ・フィエッロが優勝。
昨年のワールドジュニアでも活躍して3位に入っていたフィンは難しいコンディションだったファイナルでもリズムを崩さず、大柄な体格を活かしたパワフルなライディングで8ポイント台を2本まとめて安室丈をコンビネーションスコアに追い込んでいました。

「上手く言葉が出てこないよ。まだ信じられないね。怪我をしたこともあり、今年は良い結果を余り期待していなかったんだ。決して良いリズムとは思わなかったし、なんとかヒートを勝ち上がってきた感じだった。流れが変わったのはQFからかな。一気に調子が上がったんだ。ファイナルに残った時、もう一つで優勝だと思った。勝つためには良い波を待ち、上手く乗る必要があると考えていたよ」

カリフォルニアに生まれ、3歳の時に写真家の両親と一緒にハワイ・オアフ島のノースショアに移住したフィン。
彼を有名にしたのは、2016年のパイプマスターズのトライアル『Pipe Invitational』
16歳にして32名のパイプラインのスペシャリストの頂点となり、一躍時の人になっていました。

2017年はQSでハイグレードのシード権を持っていたものの、目立った結果は残せず。
しかし、ジュニアではハワイ・タヒチリージョナルで3位に入り、今回のワールドジュニアの出場権を獲得。

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PHOTO:© WSL/Smith
(フィン・マクギル)

今回のワールドジュニアの優勝はフィンにとって決して楽な道ではありませんでした。
トリプルクラウンの前にスケートボードで負傷、まだ100%回復していない状況での参加、更にハワイからオーストラリアでのフライトにミスも。
追い討ちをかけるように起きたダスティ・ペインのバックドアでの事故にも精神的なダメージを受けていたそうです。

「ダスティは尊敬するサーファーさ。彼の事故を聞いて平静さを失ったよ。一日中彼のことが心配で頭の中が一杯だった。この優勝は彼に捧げたい。きっと彼は大丈夫だと思う。早くハワイに戻り、彼に逢って仲間達と囲みたいよ」

1月8日の午前、バックドアでワイプアウトした際にリーフにヒットして意識を失い、周囲のサーファーやライフガードの助けによって病院に搬送されたダスティ。
最新の容態はメディアに伝わっていませんが、一刻も早い回復を祈りましょう。

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PHOTO:© WSL/Dunbar

ウィメンズで優勝したヴァヒネ・フィエッロ(写真上)はタヒチアンとして初のワールドジュニアのタイトルを獲得。
ヨーロッパのテレッサ・ボンバロ、オーストラリア・オセアニア、ディフェンディングチャンピオンのメイシー・キャラハン。
2017年のCT開幕戦にワイルドカード出場したアリッサ・ロックなど強豪が揃った今年、ワイルドカードで出場したヴァヒネはノーマークの選手でした。

「今年で私のジュニアのキャリアは終わり。素晴らしい2018年シーズンのキックオフになったわ。初のワールドジュニア出場で優勝、本当に特別よ。今日は多くのヒートをこなした大変な一日だったけど、レイデイが続いた後のサーフィンに私達は興奮したし、疲れは感じなかったわね。サマー(ファイナルの対戦相手)とは3度目のファイナルなの。親友との勝負は最高だった。優勝だなんて信じられない。言葉もないわ」

『Jeep World Junior Championship』結果
1位 フィン・マクギル(HAW)
2位 安室丈(JPN)
3位 西優司(JPN)、ジョアン・キアンカ(BRA)

ウィメンズ
1位 ヴァヒネ・フィエッロ(PYF)
2位 サマー・マセド(HAW)
3位 タイナ・ヘンケル(BRA)、川合美乃里(JPN)

WSL公式サイト

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