宮崎・日南市のサーフポイント案内看板8枚が破壊、海へ投棄

年間を通して温暖な気候と暖かい水温、バリエーション豊かなブレイクでトリップ先としても人気の九州・宮崎。
このエリアの南部に位置する“日南市”の各サーフポイントに設置されている「サーファー向けの案内看板」が、相次いで破壊され海に投棄されていた、という事件はご存知でしょうか。

日南市といえば、国道沿いに各サーフポイントが点在し、著名なリーフブレイクからオープンなビーチブレイクまで波のバリエーションも豊富。
多くのサーファーが集まる人気エリアでありながら、商業・観光・生活圏が共存している地域だけにサーファーの意識も高く、各サーフポイントには駐車スペースの案内や注意点などを掲載した看板が設置されています。

しかし昨年11月頃より、こうしたサーファー向けの案内看板が次々に壊され、海に投げ捨てられるという事件が相次いで発生。これらを管轄する「日南市サーフィン連盟」は、既に被害のあった看板8枚を全て新調、今週から新看板の設置を進めています。

サーフポイントの迷惑駐車やマナー違反に関する注意勧告は、口頭で伝えてしまうと揉め事に発展してしまうケースが多いのが現状。
各ポイントへ初めて訪れるサーファーの参考情報になればという思いに反する大変残念なニュース。地域住民の方の理解を得ながらサーファーが活動するために設置されたものであるということを再認識しつつ、このような事件が再発しないよう願います。