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QS6,000『Vissla Sydney Surf Pro』終了!

2018-03-05 更新
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PHOTO:© WSL/Dunbar

1月のマルーブラから続いているQSのオーストラリアレッグもいよいよ終盤戦。
2戦続くハイグレードの6,000の内、ニューキャッスルの『Burton Automotive Pro』はマイキー・ライト(AUS)、ウィメンズはココ・ホー(HAW)が優勝。
2月26日〜3月4日にシドニー近郊のマンリービーチで開催された『Vissla Sydney Surf Pro』はデイヴィッド・シルヴァ(BRA)、ウィメンズはニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)が優勝を決めました。

「このビーチで優勝出来て本当に嬉しいね。最高の気分、光栄だよ。親友とファイナルをシェア出来て最高の2018年のスタートになった。今のところ、この優勝は人生のベスト。このタイトルをブラジルに持ち帰れることにストークしている」

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(イベント唯一の10ポイントを出したデイヴィッド)
PHOTO:© WSL/Dunbar

QSのグレードがキープされたものの、昨年までのライブ、スケートボードなどが併催されたビーチフェスティバルの『Australian Open of Surfing』が今年は無くなり、ライブ中継などの面でも規模が縮小。

波の方もイベント後半にかけてサイズダウン傾向となり、ファイナルデイはスモールコンディション。
そんな中、ブラジリアンの強さが際立ち、QFに残ったベスト8の内、6名がブラジリアン。
ファイナルではデイヴィッドが2016年までワールドツアーのメンバーだったベテランのブラジリアン、アレホ・ムニーツを相手にリード。
最後にはリスキーなエアリアルをメイクしてイベント唯一の10ポイントライド。アレホをコンビネーションスコアに追い込み、完璧な勝利を収めていました。

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(怪我から復活したアレホ・ムニーツ)
PHOTO:© WSL/Smith

昨年、怪我に悩まされてしまったアレホはニューキャッスルの『Burton Automotive Pro』で9位。
今回の2位と見事な復活を果たしています。

「自分にとって素晴らしい2018年のスタート。ニューキャッスルで9位、今日は親友に続いての2位と最高の気分さ。最後はコンビネーションスコアに追い込まれたけど、この結果に満足している。デイヴィッドとは旧知の間柄。お互いを理解しているし、家族ぐるみの付き合いなんだ。彼のような親友になら負けても悔しくはないのさ」

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(ニッキ・ヴァン・ダイク)
PHOTO:© WSL/Dunbar

ウィメンズは2017年のCTランキング7位のニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)と怪我でシーズンを棒に振ってしまったマリア・マニュエル(HAW)がファイナルで対戦。
両者共にマンリーは得意としており、毎年上位に入って2016年はファイナルで対決、ニッキがハイスコアを出して優勝。
2017年はマリアが2年連続でファイナル進出を果たして念願の優勝。
今年はニッキが8.00を含むトータル14.53。しかし、マリアも7ポイント台を2本まとめて僅か0.43のクロスゲームでした。

「とても楽しい一週間だったわ。マリアとの勝負はいつもタフよ。全ての波でベストを尽くす必要があった。2年前の対戦でも優勝したけど、昨年はマリアが優勝。今回、この争いに勝てて本当に嬉しいわ。来週にはスナッパーロックスでCTが始まる。でも、今はまだこの優勝の喜びを味わいたい」

今回の結果により、マリアはQSランキング3位、ニッキは8位。
カレントリーダーは2018年のルーキー、キャロライン・マークス(USA)です。

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PHOTO:© WSL/Dunbar

なお、昨年のオーストラリアレッグでは日本人選手の活躍が目立ち、特に大原洋人は最高4位までランキングを上げていましたが、今年は稲葉玲王がニューキャッスルで9位に入るなど最も成績が良く、マンリーでのイベント前のランキングは8位とクオリファイ圏内。

QSのオーストラリアレッグ、残るは大原洋人がディフェンディングチャンピオンのアヴォカビーチを舞台とした1,000『Vissla Central Coast Pro pres by Slimes』
3月7日〜11日に開催。
日本からは須田喬士郎、佐藤魁、神田竜聖、塚本勇太、田中大貴、都筑百斗、新井洋人。
ウィメンズは須田那月、西元萌エミリ、橋本恋、都筑有夢路が参加します。!

『Vissla Sydney Surf Pro』結果
1位 デイヴィッド・シルヴァ(BRA)
2位 アレホ・ムニーツ(BRA)
3位 リーフ・ヘーゼルウッド(AUS)、マット・バンティング(AUS)

ウィメンズ
1位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
2位 マリア・マニュエル(HAW)
3位 キーリー・アンドリュー(AUS)、ペイジ・ハレブ(NZ)

WSL公式サイト


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