ビラボンプロ… ファイナル終了!
2002-07-26 更新
南アフリカのビラボンプロは、現地7/25にファイナルまでの全ヒートが終了し、オーストラリアのWCTルーキー、ミック・ファニングが優勝しました!最終日となったこの日のJ-Bayは4-5ftを終日キープし、風も合っていて天気も良く、最高のコンディションとなっていました!
そんな中、第4戦のタヒチを征したマイケル・ロウは、ラウンド4でパット・オコーネルを、クォーターファイナルではキーラン・ピロウを、セミファイナルではジョエル・パーキンソンを破ってファイナルへ進出。もう1人のファイナリスト、ミック・ファニングは、クォーターファイナルで好調のタジ・バロウを、セミファイナルでダニエル・ウイルスを倒して勝ち上がって来ました。
そして、ファイナル。
ミックは太いラインのカービングと長いバレルを決めた1本で9.0ptをゲット! 開始20分後、さらにでかいセットにドロップしたミックは、ボトムターンでスピードをつけた後カービングリバース360オフザリップをメイクし、続けて正確なカービングと最後にチューブライドを披露した1本でほぼパーフェクトの9.8ptをゲット!! さらに、終了前に8.9ptを追加して、ベスト3トータル27.7pt(トーナメント最高)をマークして、ヒートを完全に支配してファイナルを制覇しました。
2001年のWQSのチャンプとなって今年WCT入りしたミックですが、去年のベルズビーチでのWCT第1戦をワイルドカード出場で優勝していて、WCTルーキーと言っても実力は証明済み。今後レイティングでも上位に上がってきそうです。一方、ミック・ロウは負けてしまったものの2戦連続のファイナル進出で、レイティングでは2位に上がっています。
さて、今回のイベントはクォーターファイナル8人中7人、セミファイナル以降はすべてオージーが占めており、強さが目立っています。レイティングではハワイアンのアンディー・アイアンズが1位ですが、トップ10の半分はオージがランキングされているので、今後注目といった感じです。
次のWCTは…カリフォルニアのトラッスルで9/5からウェイティングピリオドがスタートします!
ビラボンプロ
1stミック・ファニング(Aus)27.7/US$30,000
2ndミック・ロウ(Aus)21.6/US$16,000
セミファイナル(敗者=3rd/賞金=US$10,000)
SF1:ミック・ファニング(Aus)17.6
def.
ダニー・ウイルス(Aus)15.25
SF2:ミック・ロウ(Aus)15.75
def.
ジョエル・パーキンソン(Aus)15.75
クォーターファイナル(敗者=5th/賞金=US$8,000)
QF1:ミック・ファニング(Aus)16.5
def.
タジ・バロウ(Aus)12.5
QF2:ダニー・ウイルス(Aus)17.6
def.
ショーン・ホームズ(SAfr)14.65
QF3:ミック・ロウ(Aus)17.35
def.
キーラン・ピロウ(Aus)15.85
QF4:ジョエル・パーキンソン(Aus)18.0
def.
マーク・オキルーポ(Aus)17.4
ラウンド4(敗者=9th/賞金=US$5,000)
H3:ダニー・ウイルス(Aus)17.65
def.
リー・ウインクラー(Aus)8.5
H4:ショーン・ホームズ(SAfr)13.75
def.
ディーン・モリソン(Aus)13.25
H5:キーラン・ピロウ(Aus)19.3
def.
フィル・マクドナルド(Aus)13.25
H6:ミック・ロウ(Aus)14.25
def.
パット・オコーネル(USA)13.25
H7:マーク・オキルーポ(Aus)16.05
def.
ネイザン・ヘッジ(Aus)15.25
H8:ジョエル・パーキンソン(Aus)17.0
def.
ファビオ・ゴウベイア(Brz)11.75
ビラボンプロ後のレイティングトップ10
1位:アンディー・アイアンズ(Haw)4,092-points
2位:ミック・ロウ(Aus)3,600
3位:シェイ・ロペス(USA)3,528
4位:ジョエル・パーキンソン(Aus)3,444
5位タイ:マーク・オキルーポ(Aus)
;ダニー・ウイルス(Aus)3,372
7位:コーリー・ロペス(USA)3,276
8位:ルーク・イーガン(Aus)3,204
9位:CJホブグッド(USA)3,168
10位タイ:タジ・バロウ(Aus)
;カラニ・ロブ(Haw)3,156