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JPSAロングボード第1戦『RealBvoice千倉プロ』終了!

2009-04-27 更新
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photo:Kuniyuki Takanami(JPSA)

JPSAロングボードシリーズの第1戦『RealBvoice千倉プロ』が4月24日にスタートし、4月26日にファイナルが終了。プロトライアルも含めた3日間の模様をお伝えします!

BCM波情報でもお馴染みの千葉県の千倉Pは千倉港の北側に位置し、幅広い方向からのウネリをキャッチし、南西風がオフショアになります。
プロトライアルが行なわれた24日(金)は、あいにく北東からのオンショアが強まり、基本的には厳しいコンディションでしたが、サイズ的にはアップ傾向。メインラウンドに残った8名の選手の中にはJPSAショートボードシリーズをフォローしているハワイアンのジェイソン・シバタ、石田秀一郎の姿もあり、アクション主体のライディングで一際目立っていました。

25日(土)の早朝は、前日の北東風が止んで、クリーンなコシ~ハラサイズのFun Wave!6時30分から男子のラウンド1が始まり、今泉正徳、ジェイソンシバタ、鈴木剛、河合千尋、石田秀一郎の5名がラウンド2へコマを進め、プロ資格を取得しました。

ラウンド2が始まる頃には西から接近してきた二つ玉の低気圧の影響で頭~頭半位までサイズアップし、強いオンショアの影響と大雨という悪条件に...。
しかし、トップシードの選手はヘビーなコンディションでもキッチリとライディングを繰り返し、3年連続のグランドチャンピオン、ケコア・ウエムラを始め、喜納元輝、ユージン・ティールなどが順調に勝ち上がり、プロトライアル組ではジェイソンシバタ、石田秀一郎がラウンド3進出を果たします。

低気圧が抜けた26日(日)のファイナルデイは、青空が広がり、風向きも南西からのオフショアにチェンジ。ウネリも一気に落ち着きましたが、風が強過ぎでダンパー中心の難しいコンディションに...。
そんな中、セミファイナルのヒート1ではケコア・ウエムラがまさかの敗退!先日はショートボードのプロ資格も逃してしまったケコア。昨年までの勝負運が強過ぎただけに今年は少し一服のシーズンになるのかも知れません。

ファイナルは若手の森太騎、喜納元輝、ベテランのユージン・ティール、ショートボードとの両刀で実力を上げている東川泰明の4人ヒート。
相変わらずオフショアが強過ぎで各選手共にスコアが延びない状況でしたが、森太騎が6pt台と7pt台をまとめてトータル13.10で初優勝を決めました!

なお、女子は意外なことに昨年までロングボードのプロシリーズ戦がありませんでしたが、多くのサーファーの要望に答えて今年からスタート!
16歳の女子高生プロ、割蛸ジュリが序盤の主導権を握りますが、ベテランの古市陽子がノーズライドを含む華麗なライディングでハイスコアをメイクし、逆転勝利を収めました。

次の第2戦は6月26日~28日に静岡県の静波で開催される『静波プロ』

JPSAロングボード第1戦
『RealBvoice千倉プロ』結果
1位 森太騎
2位 ユージン・ティール
3位 喜納元輝
4位 東川泰明

女子
1位 古市陽子
2位 割蛸ジュリ
3位 廣澤幸子
4位 植村未来

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)