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CT第3戦『Margaret River Pro』4日目 ウィメンズのベスト8が決定!

2018-04-17 更新
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PHOTO: © WSL/Cestari

オーストラリアの中でも手つかずの自然が残されているウエスタンオーストラリアのマーガレットリバーで開催中のCT第3戦『Margaret River Pro』
コンテスト4日目となった現地時間4月16日は前日から移動したメイン会場の「Surfers Point」でウィメンズのR2から再開され、R3が終了。
QFを戦うベスト8が決定しました。

この日はR2のH3を終了した時点でオンホールド。
その理由はコンディションの悪化ではなく、会場から約15km離れたグレースタウンで発生したシャークアタック。
2015年の『J-Bay Open』で起こったシャークアタックから選手やスタッフの安全確保は最優先事項であり、ジェットスキーとドローンの監視によって安全が確認された1時間後に再開。
無事にこの日のスケジュールを終えることになったものの、夕方には同じサメの仕業か、再びシャークアタックが発生というニュースが飛び込んでいました...。

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PHOTO: © WSL/Dunbar

コンテストに話を戻すとこの日の「Surfers Point」は南西ウネリが弱まる傾向、公式3-5ftレンジのクリーンなコンディションでハイスコアも出やすくなっていました。

QFに残ったのは、カリッサ・ムーア(HAW・写真最上部)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW)、ステファニー・ギルモア(AUS)、ブロンテ・マコーレー(AUS・写真上) 、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、ジョアン・ディファイ(FRA)、タイラー・ライト(AUS)、レイキー・ピーターソン(USA)

一方、ディフェンディングチャンピオンのサリー・フィッツギボンズ(AUS)、開幕戦から好成績が続いていた16歳のルーキー、キャロライン・マークス(USA)、R2で9.00のハイエストコスアをマークしたマリア・マニュエル(HAW)はR3敗退。
痛恨のインターフェアを犯してしまったココ・ホー(HAW)も今シーズン壁になっているR3を越えることは出来ず、9位でフィニッシュしています。

「今日は良い波ね。ウェイティングピリオドの最中で最も風が良い日。楽しめるサイズだし、最高よ。自分自身のサーフィンに興奮している。私の目標は良いセクションを見つけた時、常に積極的なライディングをすること。ヒートでは幸運にもスコアを上げることが出来たわ。スコアを伸ばすために大きなことをする必要があり、その機会が得られたの」

ブロンテ、サリーとのR3で二つの8ポイント台をマークして17.37のハイエストヒートスコアを出して圧勝したカリッサ。
彼女らしいビッグマニューバーに加え、テールスライドからのリバースと革新的なライディングを披露。
「North Point」でのR1でも他の選手とは違うアプローチでバレルインを繰り返すなど、マーガレットリバーとの相性は最高のようです。

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PHOTO: © WSL/Cestari

ミック・ファニングの引退試合となったベルズで優勝、カレントリーダーとなり、イエロージャージを手に入れたステファニー(写真上)もR3で二つの8ポイントを出して他選手を圧倒。
マニューバー勝負の「Surfers Point」で一際彼女のスタイリッシュなサーフィンが映えていました。

「ワールドタイトルのレースを争うためにはコンスタントにQFに進出する必要があるから、それを成し遂げることが出来た今日は本当に嬉しい。R3のヒートに向けては、カリッサに凄いインスパイアされたわ。他にもマリアを始め、皆が良いサーフィンをしていた。前のヒートに刺激されてハードルが上がっていくことがこのスポーツの大好きな点よ」

6度もワールドタイトルを獲得、通算27勝を上げているステファニーですが、意外にもマーガレットリバーのタイトルは獲得したことがありません。
QFの相手はローカルのブロンテ。
R3ではカリッサの影に隠れていたもののホームでのサーフィンは安定しており、厳しい戦いを強いられそうです。

ネクストコールは現地時間4月17日の7時00分(日本時間の同日8時00分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南西ウネリは弱まる傾向となり、オンショアが吹き続く予報。
翌日の18日は新しい西南西ウネリが入るものの、風が悪く、19日の午前はオフショアに変わる見込み。

WSL公式サイト


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