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JPSAロングボード第2戦『静波ロングボード』終了!

2009-06-30 更新
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photo:Kenji Sahara(JPSA)

全5戦で争われる2009年のJPSAロングボードシリーズ。
千葉の千倉で行なわれた第1戦の『RealBvoice千倉プロ』は若手の森大騎が初優勝して話題を集めていましたが、第2戦は舞台を静岡の静波・御前崎に変えて6月26日(金)~28日(日)に開催されました。

梅雨時のこのエリアは梅雨前線や低気圧の動向次第で一時的に波が上がりますが、基本的にはスモールコンディションの日が多く、プロトライアルが行なわれた26日(金)の静波・女神前もヒザ~モモ前後。
波の選択が難しい中、注目されていたショートボードのトップランカー、林健太(写真)はR1を1位通過。R2では2位に甘んじたものの、メインラウンドへの進出が決定。
他にも一岡洋平、三井一穂、高橋健、元場聡史、久保龍一、鈴木大介、浜野展行、那須憲治、辻嶋司、江頭慎吾、松井雄樹の合計12名がメインラウンドへ。
女子では林裕美子、五十嵐沙織、一ノ瀬さゆり、塩川増美、田村久美子、水口朋香の6名が勝ち上がっていました。

27日(土)、静波・女神前にはほとんど波が無くなってしまい、コシ前後の波があった御前崎・メインへ会場を移動してメインラウンドがスタートしました。
前日のプロトライアルからの選手達は、ラウンド1を勝ち上がった時点でプロ資格を手に入れることが出来ますが、今回は、一岡祥平、久保龍一、浜野展行、那須憲治、辻嶋司、江頭慎吾、松井雄樹、林健太、女子では水口朋香がその条件をクリアしました。

最終日の28日(日)は、御前崎・坂下へ移動。波のサイズは前日とあまり変化がありませんでしたが、リーフ混じりの安定した地形のおかげで、期間中では最もサーファブルなコンディショに!
第1戦でもファイナリストに選ばれていたユージン・ティール、喜納元輝、東川泰明の3人とベテランの石塚晃が頂点を目指して最後の決戦に挑みます。

ファイナルは波数が少なかったため、選手達の駆け引きも激しく、石塚晃が2度のインターフェアで失格となるハプニングも...。
そんな中、ユージン・ティールがコンスタントにポイントを重ね、トータル15.00で2位の喜納元輝を抑えて優勝を決めました!
森大騎がセミファイナルで敗退したため、第1戦で2位だったユージン・ティールが総合でトップに立ちました。

なお、女子のファイナルは、16歳の女子高生プロ、割蛸ジュリが第1戦と同様に勢い良く飛び出しますが、ショートボードでも活躍している植村未来が後半に追い上げて逆転優勝!
総合では割蛸ジュリがトップに立っています。

次は7月11日(土)~12日に湘南・辻堂で開催される『マーボーロイヤルプロ 神奈川地所カップ』

JPSAロングボード第2戦
『静波ロングボード』結果
1位 ユージン・ティール
2位 喜納元輝
3位 東川泰明
4位 石塚晃

女子
1位 植村未来
2位 割蛸ジュリ
3位 鈴木由貴
4位 伊藤美夏

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)