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CT第4戦『Oi Rio Pro』 ステファニー・ギルモアが今シーズン2勝目!

2018-05-17 更新
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PHOTO: © WSL/Poullenot

世界一熱狂的なサーフィンファンによって毎年盛り上がる南米ブラジルでのイベント。
今年も連日多くのギャラリーがビーチに訪れ、世界トップのサーファーによるパフォーマンスを大いに楽しんでいます。

現地時間5月16日、2日間続いたメンズのヒートからこの日は会場を公式4-5ftレンジの「Itauna」に移動してウィメンズが一気に進行。
R3からファイナルまで進み、6xワールドチャンピオンのステファニー・ギルモア(AUS)が今シーズン2度目の優勝。
CT通算28勝目を決めてレイン・ビーチェリーに並ぶ7度目のタイトル獲得に向けてトップの座を固めてきました。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

「私もレイキーも1勝同士、だからこのファイナルは重要だったし、本当に勝ちたかった。欲しい物が手に入った気分は最高ね。私はコンペティションが大好きなの。凄い良いチャレンジだし、このステージでパフォーマンスすることは本当に特別よ。もう長い間やってきたけど、いつも新鮮。まだ始まったばかりのような気分なの」

QFでサリー・フィッツギボンズ(AUS)、SFでニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)を倒したステファニーはファイナルで開幕戦を制したレイキー・ピーターソン(USA)と対戦。
スロースタートになったファイナル、中盤に試合が動き、ライトの波でステファニーが美しいターンからフィニッシュでレイバック・スナップをメイクして6.43。すぐにライトの波でカービングを重ねて5.10。
ブラジルらしいアベレージサイズのビーチブレイクでハイスコア勝負とはなりませんでしたが、トータル11.53でステファニーにとって初のブラジルでの優勝。
ファイナル終了後はレイキーと笑顔でハグを交わし、嬉しそうにインタビューに応えていました。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

「数年前から勝負に対して何か遠慮してしまう自分があった。でも、優勝したいならその心を捨てなければいけない。獲物を狙う虎のようにね。勝つためには強い気持ちが必要なのよ。コンテストに専念する自分が大好き。本当に特別。とても嬉しいわ。だって、勝ちたかったんだもの。最高よ!」

2014年に6度目のタイトルを獲得した後、2015年は怪我でシーズンを棒に振り、復帰した2016年は優勝無しのランキング6位とフルシーズンで戦った中では最低の結果に...。
2017年には開幕戦で優勝、久々にタイトルレースに絡んで最終戦でも優勝するものの、タイラー・ライト(AUS)が2年連続でワールドチャンピオンに輝き、悔しい思いをしていました。
そんなステファニーが今年はハングリーになり、早くもシーズン2勝目。
途中キャンセルになったマーガレットリバー(ウルワツで続きが行われる)でもQFに残っており、隙なしの完璧なシーズンスタートになっています。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

ウィメンズのヒートの合間に行われたメンズのR4では連日のブラジリアン・ストームが吹き荒れ、フィリッペ・トレドがバックサイドで信じられないような高さのフルローテーションエアー(写真上)をメイクしてイベント初のパーフェクト10をマーク、マイケル・ロドリゲス、ガブリエル・メディナ、ヤゴ・ドラと8名中、4名のブラジリアンがQFへ。
その他、カレントリーダーのジュリアン・ウィルソン(AUS)、コロヘ・アンディーノ(USA)、エゼキエル・ラウ(HAW)、ウェイド・カーマイケル(AUS)がラウンドアップ。
五十嵐カノア(JPN)、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)などはここで姿を消しています。

ネクストコールは現地時間5月17日朝6時45分(日本時間の同日夜6時45分)
オフィシャルフォーキャストの「Surfline」によると南南西ウネリは弱まる傾向。
18日金曜日には新しい南南西ウネリが入ることが予想されています。

『Oi Rio Pro Women’s』結果
1位 ステファニー・ギルモア(AUS)
2位 レイキー・ピーターソン(USA)
3位 ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)
5位 サリー・フィッツギボンズ(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、カリッサ・ムーア(HAW)

2018 Women’s Championship Tour
『Oi Rio Pro Women’s』終了後のランキング
1位 ステファニー・ギルモア(AUS) 29,490pt
2位 レイキー・ピーターソン(USA) 25,630pt
3位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(HAW) 20,020pt
4位 カリッサ・ムーア(HAW) 18,980pt
5位 キャロライン・マークス(USA) 17,000pt

WSL公式サイト






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