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CT第4戦『Oi Rio Pro』ファイナルデイもブラジリアン・ストームが吹き荒れた!

2018-05-19 更新
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PHOTO: © WSL/Poullenot

ブラジルの大手通信業者「Oi」がメインスポンサーのCT第4戦『Oi Rio Pro』
舞台のリオデジャネイロ、サクアレマは豊富なウネリに恵まれ、現地時間5月18日にファイナルデイを迎えました。

最終の舞台は新しい南南西ウネリが入った公式4-6ftレンジのバックアップ会場「Barrinha」のパワフルなライトのポイントブレイク。
優勝候補の筆頭だったフィリッペ・トレド(BRA)がキャリア6勝目、2015年に続き自国で完璧な勝利を収めました。

「このブラジルの観客の前で優勝出来て感激しているよ。ホームに戻り、みんなから素晴らしいサポートを受けた。特に誕生したばかりの息子、コアが自分に与えてくれた力は凄いよ。家族、息子がモチベーションになったんだ。自分はプレッシャーがあっても上手くパフォーマンス出来るアスリートだと思う。ちなみにコアの意味は戦士、今日の自分はトロフィーを目指す戦士だった」

ただでさえツアーで一番の家族愛を感じさせるフィリッペですが、ブラジル戦の2日前には第二子となるコアが誕生。
まだ23歳の彼がここまで強い精神力を持っているのは、この家族の存在が非常に大きいと思います。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

「ファイナルまで進めば優勝か2位にしか無い。そして、ラストヒート、ラストチャンスなんだ。自分の気持ちは、’さあ!大きなショーの時間、自分の舞台、情熱を見せるぞ!’って感じだった。ここ数日の’Barrinha’の波は素晴らしかったし、トレーニングも積んでいたよ。この波は最高さ」

2015年にファイナルでビード・ダービッジ(AUS)を倒して自国で初の優勝を飾ったフィリッペ。
昨年はR3で五十嵐カノア(USA)に対して犯したインターフェアに納得が出来ず、ジャッジへの抗議未遂でペナルティを科せられ、次のフィジー戦を欠場。
この1戦のミスがタイトルレースに大きな影響を与えていました。

今シーズンは開幕戦で5位、ベルズで13位、ウルワツに持ち越された第3戦はR3に残っており、ランキングは9位でしたが、この優勝で一気に2位にジャンプアップ。なんとかカレントリーダーの座を守ったジュリアン・ウィルソン(AUS)とのポイント差も僅か。
そのジュリアンとはSFで対戦して圧倒的な差で勝利していました。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

ケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」で開催されていたWSL初のリージョナル対抗のチーム戦『Founders’Cup of Surfing』ではブラジル代表として出場、唯一のパーフェクト10をマーク。
今回のブラジル戦でも彼のエアリアルは他の選手より一つ上のレベル、R4ではバックサイドで信じられないような高さのフルローテーションエアーをメイク。
またしても唯一のパーフェクト10を手に入れ、このパフォーマンスは世界中のトップサーファーがSNSなどを通して絶賛。

昨年の「J-bay」で披露した美しく力強いマニューバーと1ランク上のエアリアル、更にブラジル戦では他の選手よりもバレルが良く見えており、特にファイナルでは誰もが潰されたと思ったような際どいセクションを抜けてくる技術も見せ、他のタイトルコンテンダーに脅威を与えていました。

シーズン前半、バリ島「クラマス」、南アフリカ「J-bay」と残り試合は得意とするライトのポイントブレイクが続き、後半には「サーフランチ」も控えています。
初のワールドタイトル獲得に向けて追い風が吹いているようです。

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PHOTO: © WSL/Poullenot

粒揃いのルーキーの中でもCT向きと評判が高いウェイド・カーマイケル(AUS)はQFで強敵のガブリエル・メディナ(BRA)を倒して勢いをつけ、SFではエゼキエル・ラウ(HAW)を抑えて初のファイナル進出。
最後はフィリッペに圧倒されたものの、バレルにオープンフェイスでのビッグカーブでスコアを重ねる’いぶし銀’のパフォーマンスで玄人を唸らせていました。

「ここでは気持ち良くサーフィン出来たね。サーフィン的には今までと同じで、自分のスタイルを突き通したけど、今回はそれが上手く結果に結び付いた。ここの波のようにバレルになるパワフルな波が大好きさ。観客も素晴らしかった。例え、自分の応援ではなくてもね(笑) まだ学ぶことはあるし、吸収しながら楽しんでやっているよ」

ウェイドは今回の結果によって11もランクを上げて一気に5位に上昇。
QSを捨ててCTに集中しているシーズン前半、やっと結果がついてきました。

次のCT第5戦はバリ島「クラマス」を舞台とした『Corona Bali Pro』
5月27日〜6月9日にウィメンズ併催で行われます。

その前に千葉の志田下ではQS6,000『Ichinomiya Chiba Open』が5月21日〜27日に開催。
スケジュールの関係でCT選手はエントリーしていませんが、QSのトップが多数来日しているので、お近くの方はぜひ会場に足を運んでみてください!

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PHOTO: © WSL/Poullenot

『Oi Rio Pro』結果
1位 フィリッペ・トレド(BRA)
2位 ウェイド・カーマイケル(AUS)
3位 ジュリアン・ウィルソン(AUS)、エゼキエル・ラウ(HAW)
5位 コロヘ・アンディーノ(USA)、マイケル・ロドリゲス(BRA)、ガブリエル・メディナ(BRA)、ヤゴ・ドラ(BRA)

2018 Men’s Championship Tour
『Oi Rio Pro』終了後のランキング
1位 ジュリアン・ウィルソン(AUS) 19,415pt
2位 フィリッペ・トレド(BRA) 18,075pt
3位 イタロ・フェレイラ(BRA) 14,995pt
4位 ガブリエル・メディナ(BRA) 14,160pt
5位 ウェイド・カーマイケル(AUS) 13,585pt
4位 エゼキエル・ラウ(HAW) 11,670pt

WSL公式サイト




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