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WCT第6戦スタート!

2002-09-06 更新
日本は台風シーズン真盛り! 今年は7・8月と立て続けにやって来て、今日も四国・九州あたりでは台風16号のスウェルでサーフィン出来ています。所変わって、アメリカ西海岸のカリフォルニアでも所によってはハリケーンHernanからのスウェルが入っています。

そのカリフォルニアのロウアートラッスルで、WCT第6戦のBoost Mobile Pro presented by Billabongがスタートしました。

初日となった9/5は、クリーンな3-5ftを終日キープ。風が強まりながらも理想的なコンディションを保ってくれて、選手達は芸術的なマニューバを炸裂させていました。

そして、この日一番目立っていたのは、ハワイアンのシェーン・ドリアン。調子の良いタジ・バロウ、パウロ・モウラと当たったシェーンは、タジが幸先の良いスタートを切ったのを横目にライトハンダーの波をじっくりセレクトして、得点を重ねて行きました。最終的にはタジとシェーンのシーソーゲームとなったこのヒートでしたが、9.0ptと8.6ptのベスト2トータル17.65ptをマークしたシェーンに軍配が上がりました。「タジは僕の好きなサーファーだから、簡単には行かないとわかってた。」と語っていたシェーンですが、この日の最高のトータルスコアでラウンド3へスキップしました。

現在レイティングトップのアンディー・アイアンズは、ワイルドカードで出場している弟のブルースとオージーのトレント・ムンローと対戦し、正確かつスピードのあるサーフィンで9.0ptと8.6ptを叩き出して1位でラウンド3へ上がりました。弟との対戦に関しては「俺たちは昔から一緒にサーフィンしてるから、特別な事じゃないよ。でも、確実にモチベーションは上がるね。」と楽しんでいた様子。

また、元WCTのローカル、シェーン・ベッシェンもワイルドカードで出場していて、このラウンド1でオッキーとディーン・モリソンを撃沈! 「WCTのヒートを戦ったのは久しぶりだったから、いいパフォーマンスを見せれればと思ったし、ワイルドカードをゲットできてストークしてるよ。」と語っていたシェーンは、このヒートで見せたカービング360でOalkeyのOver-The-Top(豪快)ボーナスの$2,000もゲットしました。そして、負けてしまったオッキーはラウンド2でブルース・アイアンズと対戦します。ラウンド2注目のヒートとなりそうですが、オッキーは足首を痛めているのでどういう展開になるのでしょうか…。

過去6回のワールドタイトル獲得を誇るケリー・スレーターは、ルーク・イーガンとポール・キャニングと対戦。ケリーは最初の2本で高得点を出してヒートをリードしたんですが、最後の最後にルークが見せたビッグなフローターを含むバックハンドアタックに、この日のベストシングルスコアの9.25ptが与えられて逆転されてしまいまし。1990年にこのロウアーズで勝利して輝かしいキャリアをスタートさせたケリーですが、ツアー再開した今年もここで良い結果が残せるのか? 注目したいところです。

その他には、ツアー唯一のイングリシュマン、ラッセル・ウインターや、ローカルのパット・オコーネル、シェイ・ロペス、テイラー・ノックス、ダミアン・ホブグッドなどがラウンド3へ進みました。

このラウンド1で2位・3位となった選手は、負けたら最後のラウンド2を戦います。

なお、ラウンド1の結果は以下の通りです。

H1:
ルーク・イーガン(Aus)
16.5;
ケリー・スレーター(USA)
16.25;
ポール・キャニング(SAfr)
12.85

H2:
ダレン・オラファーティ(Aus)
14.85;
カラニ・ロブ(Haw)
13.0;
リー・ウインクラー(Aus)
7.0

H3:
パット・オコーネル(USA)
15.9;
ジョエル・パーキンソン(Aus)
12.85;
ビクター・リバス(Brz)
12.35

H4:
ダニエル・ウイルス(Aus)
15.05;
フィル・マクドナルド(Aus)
14.6;
ネイザン・ヘッジ(Aus)
8.0

H5:
シェイ・ロペス(USA)
15.75;
ジェイク・パターソン(Aus)
14.7;
ギルヘルム・ハーディ(Brz)
11.75

H6:
テイラー・ノックス(USA)
15.9;
コーリー・ロペス(USA)
15.25;
ネコ・パダラッツ(Brz)
13.75

H7:
マイケル・ロウ(Aus)
15.15;
シェーン・パウエル(Aus)
14.4;
ロドリゴ・ドネレス(Brz)
11.9

H8:
アンディー・アイアンズ(Haw)
17.5;
トレント・ムンロー(Aus)
14.7;
ブルース・アイアンズ(Haw)
13.25

H9:
シェーン・ベッシェン(USA)
16.75;
マーク・オキルーポ(Aus)
15.5;
ディーン・モリソン(Aus)
13.25

H10:
リチャード・ロベット(Aus)
16.6;
CJホブグッド(USA)
16.1;
マルセロ・ヌネス(Brz)
10.95

H11:
シェーン・ドリアン(Haw)
17.65;
タジ・バロウ(Aus)
16.7;
パウロ・モウラ(Brz)
15.2

H12:
ネイザン・ウェブスター(Aus)
15.25;
ルーク・ヒッチングス(Aus)
13.8;
サニー・ガルシア(Haw)
13.15

H13:
マイケル・キャンベル(Aus)
15.85;
ピーターソン・ローザ(Brz)
15.35;
フラビオ・パダラッツ(Brz)
14.8

H14:
ラッセル・ウインター(UK)
17.35;
ミック・ファニング(Aus)
16.0;
グレッグ・エムズリー(SAfr)
13.6

H15:
ダミアン・ホブグッド(USA)
16.4;
マズ・クィン(NZ)
15.85;
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
10.4

H16:
レナン・ロシャ(Brz)
15.2;
キーラン・ピロウ(Aus)
14.8;
ボー・エマートン(Aus)
14.4