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WCT第6戦 続報!

2002-09-09 更新
カリフォルニアのトラッスルズで開催中のWCT第6戦、Boost Mobile Pro presented by Billabongは9/6にラウンド2、9/8にラウンド3のヒート14まで行なわれました。

まずは、9/6に行なわれたラウンド2。3-4ftのコンディションの中行なわれたラウンド2で調子が良かったのはジョエル・パーキンソン。パーコはこの日のハイエストスコアの8.75ptをマークし、その後すぐにここまでのベストシングルスコアとなる9.5ptを叩き出してネコ・パダラッツを撃沈しました。そして、ワイルドカードで出場しているブルース・アイアンズ対オッキーの注目の一戦は、波を良く選んだオッキーに軍配が上がりました。足首を怪我しているオッキーは「怪我をしていると波を良く選ぶようになるから、それが良かったみたい。」と語っていました。負けたら最後のラウンド2でトップランカーが順当に勝ち上がる中、カラニ・ロブとタジ・バロウが犠牲になってしましました。

そして、9/8のラウンド3。3-5ftでブレイクは良かったようですが、セットがコンスタントに入らなかったので、途中ベスト3からベスト2スコア制へシステム変更して続行されました。そんな中、ロウアーズのローカルでワイルドカード出場しているシェーン・ベッシェンは現在レイティングトップのアンディー・アイアンズと対戦。2人とも長いフローターやエアーを決めたりと、素晴らしいサーフィンを見せていたのですが、トータルで0.05pt上回ったシェーンがこのヒートを物にしました。一方、この日最高の9.25ptの1本を出しながら負けたアンディーは、2戦・3戦と連勝したあと3大会連続でラウンド3で敗退していて、苦しい時期を迎えています。

また、今年ツアーに復帰したケリー・スレーターはルーキーのキーラン・ピロウと対戦し、序盤いきなり9.0ptをスコアしたんですが、次のいい波でこけてしまってキーランを追う展開となってしまいました。しかし、最後のセットで逆転に成功し、終わってみればこの日最高のベスト2トータル17.5ptで次のラウンド4へ駒を進めました。

そして、ラウンド2で調子の良かったパーコはラウンド3でも絶好調! 最初の2本で7.75ptと9.25ptを叩き出して、対戦したボー・エマートンを完全に引き離して勝利しました。その他に、2000年のワールドチャンプ、サニー・ガルシアやダミアン・ホブグッド、テイラー・ノックス、ルーク・イーガン、などもラウンド4へ勝ち上がっています。しかし、ワールドチャンプのCJホブグッド、シェーン・ドリアン、コーリー・ロペス、オッキーはこのラウンドで姿を消しました。

WCT史上最高の賞金・賞品総額$286,275というこの大会を制するのは誰か?
続報をお楽しみに!

Boost Mobile Pro presented by Billabong
ラウンド3
H1:
ダミアン・ホブグッド(USA)
20.5
def.
シェーン・ドリアン(Haw)
15.25

H2:
ポール・キャニング(SAfr)
22.5
def.
コーリー・ロペス(USA)
21.75

H3:
ケリー・スレーター(USA)
17.5
def.
キーラン・ピロウ(Aus)
14.85

H4:
ダレン・オラファーティ(Aus)
14.25
def.
マイケル・ロウ(Aus)
12.6

H5:
ジョエル・パーキンソン(Aus)
17.0
def.
ボー・エマートン(Aus)
14.0

H6:
ルーク・イーガン(Aus)
16.5
def.
レナン・ロシャ(Brz)
10.4

H7:
テイラー・ノックス(USA)
15.9
def.
ジェイク・パターソン(Aus)
5.65

H8:
シェーン・ベッシェン(USA)
17.3
def.
アンディー・アイアンズ(Haw)
17.25

H9:
ギルヘルム・ハーディ(Brz)
13.65
def.
マーク・オキルーポ(Aus)
12.1

H10:
ネイザン・ヘッジ(Aus)
16.6
def.
リチャード・ロベット(Aus)
16.4

H11:
ダニエル・ウイルス(Aus)
17.0
def.
ラッセル・ウインター(UK)
14.3

H12:
サニー・ガルシア(Haw)
16.25
def.
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
10.25

H13:
フィル・マクドナルド(Aus)
16.9
def.
CJホブグッド(USA)
15.6

H14:
トレント・ムンロー(Aus)
16.95
def.
パット・オコーネル(USA)
15.75