JPSAショートボード最終戦終了!グランドチャンピオンは誰の手に?
2009-10-02 更新
ファイナルデイは前日までの北東のオンショアから南よりのサイド~サイドオフに変わり、サイズ的にもムネ位までアップして今イベント中では最も良いコンディションに恵まれました。
注目のグランドチャンピオン争いはカレントリーダーの林健太がポイント差から有利だと予想されていましたが、SFで林健太が敗退した時点で田中樹、ダレン・ターナーにも逆転のチャンスが回ってきました。
ファイナルは田中樹、弟の田中ジョウ、中村昭太、ダレン・ターナーの4人ヒート。そして、田中樹、ダレン・ターナーがグランドチャンピオン獲得に必要な条件は優勝のみ。
志田下の波を知り尽くしている4人の選手は互いに譲らずのクロスゲームを繰り広げていましたが、終盤にハイスコアをメイクした田中樹(写真)が見事に優勝!
トータルでも林健太を150pt上回り、2009年のグランドチャンピオンに輝きました!
女子の方はカレントリーダーの萩原水紀、3位の橋本小百合がブラジル・リオデジャネイロでのWQS5スター『Oakley presents Rio Surf International』出場で不在だったため、僅か200pt差に迫っていた谷口絵理菜が3位以内に入れば逆転でグランドチャンピオンを手に出来るシチュエーション。
前日のQFでパーフェクト10を出していた谷口絵理菜はファイナルデイも絶好調!
SFでは2位以下をコンビネーションスコアに追い込んでラウンドアップし、ファイナルでもトータル17.00という驚異的なトータルスコアで勝利をもぎとって文句無しでグランドチャンピオン獲得を成し遂げました。
なお、10月3日(土)~4日(日)は隣の太東でJPSAロングボード第5戦『ALL JAPAN PRO』が開催されます。
カレントリーダーは男子が森大騎、女子が割蛸ジュリ。共に平成生まれの新世代サーファーです。
男子は2位のユージン・ティールとの差が575ptと少なく、逆転の可能性も十分にあり!
女子の方は2位の鈴木由貴との差が1425ptもあり、もしも鈴木由貴が優勝しても逆転は不可能。但し、3位の植村未来が優勝して割蛸ジュリが欠場、もしくはラウンド1で敗退すれば植村未来がグランドチャンピオンになる計算です。
JPSAショートボード第5戦
『ALL JAPAN PRO』結果
1位 田中樹
2位 中村昭太
3位 田中ジョウ
4位 ダレン・ターナー
女子
1位 谷口絵理菜
2位 庵原美穂
3位 北川成美
4位 小柳江梨
JPSAショートボード最終ランキング
1位 田中樹 6750pt
2位 林健太 6600pt
3位 ダレン・ターナー 6275pt
4位 ジェイソン・シバタ 5450
5位 田嶋鉄兵 5400pt
女子
1位 谷口絵理菜 7500pt
2位 萩原水紀 7000pt
3位 橋本小百合 6100pt
4位 福谷周子 5575pt
5位 庵原美穂 5250pt
ルーキー・オブ・ザ・イヤー
大橋海人
水野亜彩子
日本プロサーフィン連盟(JPSA)