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WCT…ヨーロッパレッグ へ突入!

2002-09-18 更新
エリートサーファー達が戦うWCTはいよいよヨーロッパレッグへ突入! まずはポルトガルのフィゲイラプロが現地9/17にスタートし、ラウンド1が終了しました。

初日となったこの日、初めのうちは3-4ftのホロウなブレイクを提供していたのですが、午後はかなり強烈な風が入ってコンディションは乱された模様。しかも、自分のボードがまだ到着していない選手もいたので、救済措置としてヒートの順番を入れ替えて行なわれるというハプニングもありました。

その中で、ルーキーのディーン・モリソンは前回のトラッスルズで優勝したルーク・イーガンと代理出場しているベネズエラのジャスティン・ムジカと対戦。ゴールドコーストで磨き上げたスタイルで深いバレルライドを決めて9.6ptを2本叩き出し、ベスト2ライド20点満点中19.2ptをマークしてラウンド1を勝ち上がってラウンド3へスキップしました。このヒートは、前2ヒートが後回しになったために1時間繰り上げて行なわれたんですが、コンディション的にはベストの時間帯だったようです。にも関わらず、2位となってラウンド2を戦う事となったルークは「ヒートの順番が変わったりして今日は落ち着かない日だけど、それ以外はいい感じだから明日に向けて調子を整えるよ。」と語っていました。

ワールドチャンプのCJホブグッドはジェイク・パターソンとワイルドカードのティアゴ・ピレスと当たって、この日唯一の10ptライドをゲットしたんですが、実はCJは自分のボードが到着してなくて、双子の兄弟のダミアンから同様のスペックのボードを借りて出場してたんです。それでもこのヒート1位となったCJは「自分のボード無しでは海に入りたくなかったけど、入って良かったよ。波が炸裂してたからね。」と満足そう。一方、伊良湖プロの優勝を引っさげてこの大会に臨んだティアゴ・ピレスは「ヒートはOKだったけど、4時間しか寝れなくってまだ時差ぼけだよ。」と辛そうな感じ…。しかし、WQSのレイティングは現在17位と、来年のWCT入りに向けて良い位置に付けています。

また、前回のトラッスルズで2位となったミック・キャンベルも好調を持続していて、この日はレイティング3位のマイケル・ロウと代理出場のエリック・リビエールを押さえて1位でラウンド3へスキップ。現在レイティングトップのアンディー・アイアンズもテイラー・ノックスと代理出場のジョアン・アントゥネスと対戦し、接戦となったのですが最後に逆転して1位通過しました。アンディーは「本当は自分のヒートのはずだった時に、ディーン・モリソンが9.6ptを2本出した時は内臓が絞られる思いだった。でも、ツアーでは色々起こるし、それを上手く処理しなければならないね。」と、勝っても良い時間にサーフィン出来なかったのが残念そうでした。

このラウンド1で1位となった選手はラウンド3へ進み、2位3位となった選手は負けたら最後のラウンド2を戦います。

※今回は何人か代理出場していますが、ヒート表にはサニー・ガルシアとケリー・スレーターの名前がありませんでした…どうしたんでしょう…?

では、続報をお楽しみに!

フィゲイラプロ
ラウンド1
Men(1st→ラウンド3/ 2nd&3rd→ラウンド2)
H1:
カラニ・ロブ(Haw)
14.5;
パウロ・モウラ(Brz)
11.2;
ネイザン・ウェブスター(Aus)
10.4

H2:
リー・ウインクラー(Aus)
14.25;
ジョエル・パーキンソン(Aus)
11.75;
ビクター・リバス(Brz)
9.3

H3:
ネコ・パダラッツ(Brz)
14.5;
シェイ・ロペス(USA)
12.5;
シェーン・ドリアン(Haw)
0.0-no show

H4:
コーリー・ロペス(USA)
12.0;
ロドリゴ・ドネレス(Brz)
11.45;
パット・オコーネル(USA)
0.0 - no show

H5:
ダニエル・ウイルス(Aus)
18.15;
シェーン・パウエル(Aus)
16.25;
マルセロ・ヌネス(Brz)
15.5

H6:
マイケル・キャンベル(Aus)
16.05;
マイケル・ロウ(Aus)
14.7;
エリック・リビエール(Fra)
6.5

H7:
CJホブグッド(USA)
18.15;
ジェイク・パターソン(Aus)
16.15;
ティアゴ・ピレス(Port)
12.0

H8:
アンディー・アイアンズ(Haw)
13.5;
テイラー・ノックス(USA)
12.75;
ジョアン・アントゥネス(Port)
7.75

H9:
マーク・オキルーポ(Aus)
13.5;
ネイザン・ヘッジ(Aus)
13.0;
ジョゼ・グレゴリオ(Port)
9.55

H10:
ディーン・モリソン(Aus)
19.2;
ルーク・イーガン(Aus)
13.6;
ジャスティン・ムジカ(Venz)
12.9

H11:
ミック・ファニング(Aus)
15.0;
ファビオ・ゴウベイア(Brz)
13.9;
ルーク・ヒッチングス(Aus)
12.75

H12:
レナン・ロシャ(Brz)
14.9;
ダレン・オラファーティ(Aus)
14.35;
ダミアン・ホブグッド(USA)
10.7

H13:
マズ・クィン(NZ)
15.8;
フラビオ・パダラッツ(Brz)
15.0;
タジ・バロウ(Aus)
12.85

H14:
ピーターソン・ローザ(Brz)
17.25;
ボー・エマートン(Aus)
16.25;
フィル・マクドナルド(Aus)
15.0

H15:
グレッグ・エムズリー(SAfr)
15.0;
キーラン・ピロウ(Aus)
13.5;
ポール・キャニング(SAfr)
11.65

H16:
リチャード・ロベット(Aus)
13.95;
ラッセル・ウインター(UK)
13.65;
ギルヘルム・ハーディ(Brz)
10.5