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WCTリップカールカップ トライアル終了

2002-11-25 更新
WCT第11戦のリップカールカップが現地11/24にハワイのサンセットビーチでウエイティングに突入! そして、メインラウンドに先がけてトライアルラウンドが行なわれ、パンチョ・サリバンとブルース・アイアンズが本戦へのワイルドカードを獲得しました。

この日のサンセットビーチはパーフェクトの8-12ftというコンディションでしたが、サイズダウン傾向。しかし、ファイナルでは6ftほど残ってくれました。

そのファイナルに勝ち上がってきたのは、パンチョ・サリバン、ブルース・アイアンズ、ブライアン・パチェコ、ミカラ・ジョーンズの4人でした。

その中で、パンチョは最初の2ライドで落ちてしまい、スローなスタートでしたが徐々に「ポイント」セクションへ移動し、そこで長いバレルライドを決めて7.67ptをゲットしてトップに立ちました。さらに、ラスト10秒でさらにいいスコアを追加してフィニッシュ…見事このトライアルラウンドを征してワイルドカードを獲得しました。一方、最初からファイナルヒートをリードしていたブルースは、終盤に逆転されながらも最後の1本でパンチョを再逆転! しかし、パンチョのラストライドは逆転に必要なスコアを上回り、また逆転されてしまって2位でフィニッシュとなりました。パンチョと同じくメインラウンドへ進むワイルドカードを獲得したブルースは「俺にとってはパイプよりハードだから、通過できてストークしてるよ。」と語っていました。

ちなみに、この日の最高得点(ベスト2ウエイブ)はロス・ウイリアムスがラウンド1で出した18.17ptでしたが、ロスはクォーターファイナルで同様の結果を出せず、そこで敗れてしまいました。

さて、パンチョは「自分のキャリアの中で、トリプルクラウンで優勝することが自分のゴール。」と言っていたんですが、このリップカールカップはトリプルクラウンの第2戦でもあります。ちなみに第1戦のハワイアンプロを征したのはサニー・ガルシア。ヒザの調子が悪かったためにWCTのヨーロッパレッグを辞退したサニーですが、ガムテープのようなテーピングを施してハワイアンプロに望んで優勝してしまう所にハワイアンとしてのプライドを感じます。

果して、リップカールカップを征するのは誰なのか? ワールドチャンプも決定しそうな気配ですし注目の一戦となるのは間違い無しのこのイベント、引き続き情報が入り次第お届けしますのでお楽しみに!

リップカールカップ
トライアル(1st&2nd=メインラウンド進出)
1st
パンチョ・サリバン
(Haw)14.6

2nd
ブルース・アイアンズ
(Haw)13.43

3rd
ブライアン・パチェコ
(Haw)8.04

4th
ミカラ・ジョーンズ
(Haw)7.1

=5th
トム・ウイッタカー
(Aus);
フレッド・パタッチア
(Haw)

=7th
ジェイソン・ボーグル
(Haw);
ロイ・パワーズ
(Haw)

=9th
カヘア・ハート
(Haw);
ジョン・ゴメス
(Haw);
ロス・ウイリアムス
(Haw);
カイポ・ハキアス
(Haw)

=13th
タマヨ・ペリー
(Haw);
ジェイミー・オブライエン
(Haw);
ナイノア・サラット
(Haw);
マーカス・ヒックマン
(Haw)