四国台風被害その後…
2001-09-29 更新
台風15号…今年一番のビッグスウェルを届けてくれたその一方で、各地に被害をもたらしていきました。特に四国の尾崎と生見の両ポイントは高潮の被害に遭い、今だその影響が残っているんです。尾崎では売店がなくなってしまい、駐車場の前にあった丸太のベンチもどこかに消えてしまいました! 残っているのは、コンクリート製のトイレだけ、自動販売機は道路に避難したままとなっています。そして、生見ではビーチ手前の階段が上4段だけが見えている状況で、あとは砂に埋もれたままとなっています! また、河口も砂で埋もれてしまった状態でしたが、ブルドーザーで砂を除いて水が流れる様になりました。海には流木が散乱していたが徐々に少なくなってきました。しかし、スープの中の流木が足に刺さったサーファーもいて、中には6針も縫うケガをした人もいたそうです! さらに、地形も崩れ、生見ではアウトのブレイクは深くなったミドルセクションでなくなり、インサイドに来るとデコボコの地形でダンパー気味! 9月28日~30日開催のJPSAコンテストに向け、練習していたプロサーファーも地形が最悪と嘆いていました…。四国は、日本屈指のサーフエリアの一つとして有名。台風の被害から復活してくれる事を祈ります! ビジターの皆さんが次に訪れた時には前と変わらない姿に戻っているかもしれません。しかし! その影には、ローカルサーファーや近隣住民の方々の努力があってサーフィンの出来る環境が復興、維持されているという事を忘れないでください!!