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フィリピン・モナリザトリップリポート

2003-03-13 更新
成田からマニラまでは飛行機で片道約4時間。マニラ空港までツアー会社のローカルドライバーに迎えに来てもらい、マニラからモナリザビーチまでは舗装された道を車で約7~8時間のロングドライブ。モナリザまでのバスも有り、200ペソ(約500円)位で行ける。とにかくフィリピンは車の交通量が多い。マニラ近郊は都会で大きなビルが立ち並んでいるが、ちょっと裏道を覗くと廃墟のような建物も有り、危険な匂いがしていた。マニラを抜けると広大な田んぼが広がり永遠とモナリザまで続いていた。そして夜の11時頃にやっとモナリザビーチホテルに到着し直ぐに就寝。このホテルはビーチフロントでPの目の前。メインPとなるモナリザリーフまでは歩いて10秒!モナリザビーチは7~8軒位コテージが立ち並んでいて、平均で1泊500ペソ(約1,200円)位だった。

翌朝、目が覚めると早速窓から波チェック。ビーチは平らだが、少しトゲトゲした岩の棚が広がり、その先には面ツルの頭~頭オーバーのレギュラーが綺麗に割れていた。チューブこそ巻いていなかったが、100mは乗れる感じのメローなファンウェイブ!すでに3人サーファーが入っていて、気持ち良さそうに乗っている。急いで日焼け止めを塗り、タッパーを着て海に入った。チューブこそあまり巻かないもののロングショルダーが張り、リッピング・カットバックetcなんでもOKの波。前日に波がなかった事もあり、一時ピークには30人位のサーファーで混雑した時間帯もあった。昼過ぎからはサイドの風が吹き始め、若干面がザワついてくると人も減り始め3~4人に。夕方にかけては風が止みファンウェイブとなり、基本的にはいつもあまり混雑はしていないモナリザで、のんびりと波乗りを楽しむことが出来た。2日目はカタ前後までサイズダウンしたが、人も減りファンサーフ!3日目にはムネ位となり、この日まではサーフィン楽しめたが、残念な事に4~5日目にはフラットに。

モナリザから車で15分位の所にはジーザスというPが有り、モナリザがダブル位になると頭前後の波が立ち、レギュラーのポイントブレイクでモナリザよりもロングライドが可能だというが、今回は当てる事が出来なかった。6ft位がマキシマムサイズで、チューブライダーやビックウェーバーには少し物足りない感じがするモナリザリーフだが、のんびりファンサーフを楽しみたい人や初心者にもオススメできる。しかし陽射しは強く、日焼け止め・日焼け防止のキャップなどは有った方が良い。また比較的バリのようにボッタクリをする店やローカルもほとんど見かけず、ローカルサーファーはフレンドリーだし、食事はとても美味しい。しかし何処にでも悪い人間はいて、先週にツアーで来ていた4人組の女性BB達は、帰国前日にホテルの部屋から現金が盗まれる被害に遭っている。その為、滞在するにあたっては、フロントにパスポートや貴重品を預ける等の注意が必要だ。

基本的に朝食は毎日ホテルで済ませ、昼食は歩いて近い小さな売店のような店でいつも食べていた。毎日変わる日替わり定食風のランチはオバチャンの手作りでとても美味しかった。夕食は5分位歩いた所に有る、SEA BAYというBARのそばのレストランがとても美味しく、毎日通っていた。中でもトンカツ・チキンフライ・野菜炒め・そしてデザートのフルーツサラダが最高だった。値段も安く、ボリュームも満点。毎日4人でビールを2本づつと5~6品頼んでも全部で1000ペソ(約2,400円)位だった。またモナリザからバスで5分位の所に有るサンフェルナンドという町。この町でもマネーチェンジが出来るのだが、多少率が高い。高価な物もほとんど売っていないが、ローカルの生活用品やCDなどの露店が並んだり、ファーストフード店や中華レストランなども有って結構栄えている。そしてここからバイクのサイドカーに乗せてもらって、更に5分位行くとポロという街がある。ここはディスコなどのナイトスポットが建ち並ぶ夜遊び専門的エリア。ディスコには観光客を含めた100人位の人が集まりアツイ夜になっている。他の遊びと言えばビリヤード位しかないが、フィリピンナイトもソコソコ楽しめた。

モナリザのベストシーズンは台風が発生する8~9月と12月中旬~1月下旬までとの事。ハイシーズンは頭~ダブルオーバーの波が4~5日の間隔で1週間ほど続くといったサイクルになるという。次回、行くなら波の有るハイシーズンを狙っていきたい。