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スリランカ 2003

2003-03-27 更新
harucolumn vol.5
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今回のBCニュースは、福島晴之(haru)さんのコラムで、今シーズンのスリランカを語って貰いました。

-2003年スリランカ-

A-frame surfshopをはじめて4シーズン目を迎えた。ヒッカドゥワは今シーズンの初めにJPSAの大会が予定されていたが、バリでのいまいましい事件の影響で大会は残念ながらキャンセルされてしまった。俺がきた12月は波も安定していて年末までは毎日頭オーバーの日が続いた。この時期のヒッカドゥワは空いていて毎日いい波をおなかいっぱい食べることができる。もっと詳しく言うと10月の下旬頃からサーフできるとお伝えしておこう。



年が明けると昼間に吹く南風が南部から砂を運び、各ポイントにサンドバーができるようになる。ポイントによってブレイクがよくなる場合とクローズしてしまうポイントに分かれるがたいていブレイクは良くなる場合が多い。ちなみに1月は全体的に胸―肩サイズの日が多かった。



2月に入るとA-frame主催の恒例Jrの大会がおこなわれた。今年は30人の子供たちがエントリーし、1年間練習した成果をみんなの前で披露する。優勝はダニーウィルス(イギリス)2位はババイヤ、3位パタ、4位ポディサナとA-frameの子供たちが独占した。プライズは子供用サイズのジャスティスサーフボードが日本から9本も贈られた。子供たちはみんな大喜びだった。サックアウトウェットスーツの開田さん、Justiceの田島さん、日本からの支援ありがとうございました。今後発展していってハワイのケイキカップのようになればいいなぁと思っています。



大会の2日後はボブマーレーの聖誕祭とイベントが続く。2月の波状況はフルムーン(16日頃)をはさんでサイズアップした。南エリアのカバラナもすっかり地形が整い長いレフトがホローにブレイクしていた。このときはダブルくらいになって一般のサーファーは見学していたそうだ。更に南には天国のようなロケーションのメリッサ、こちらはレギュラーでメローなブレイク。トリックを練習するには最適な場所だ。ここにレフトがあればいうことなしなんだけど・・・



ヒッカドゥワのメインPは混雑も激しいが時間をずらしたりピークをはずせば問題なくサーフ出来ると思う。なぜって1本の波にライト、レフトと2人づつライドできるからだ。サイズアップするとレフトもライトもテイクオフからチューブなんて日も少なくなかった。小さいときでもファンウェイブ。そして決まって午後になると吹くサイドの風にも強いポイントでもある。ここでは特にマナーは必ず守るようにした方がいいだろう。



このコラムを書いている今日は3月16日、波は頭半くらいで最高だ。去年は4月の終わりまでいいコンディションが続いた。ほとんどのサーファーが東海岸のアルガンベイに移動していたため貸切で夢のようなセッションが続いたのを憶えている。今年はいつまでシーズンが続くのだろうか?サーファーの数も次第に少なくなってきた今日
この頃である。



はる