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鴨川シーサイドPについて

2003-04-15 更新
先日お伝えした『鴨川シーサイドP消滅の危機!?』の記事ですが、一部不適切な表現があり、鴨川市長を始め、工事に関わっている県の方々、地元で活動しているローカルの皆様や、SurfriderFoundationJapan (SFJ)の皆様に、多大なるご迷惑をおかけいたしました事を改めてお詫び申し上げます。

SurfriderFoundationJapan (SFJ)の発表によりますと、本件は、今まで長い時間をかけ、行政、地域住民、鴨川サーフィンクラブ(KSC)、SFJの方々が協力して取り組んできたとの事です。地域住民、漁業関係者、KSC、SFJの方々による話し合いの結果、この工事を管轄する千葉県から①第一期工事方法の変更提案。②第二期工事については砂浜の侵食も含めて、関係者を交えた総合的な話し合いの中で考えていく。③今後の工事は計画の段階で前もって公表する。という3点の決定事項を新たに頂いたそうです。

この様に、すでに発注されてしまった工事に対する何らかの変更を前提とした話し合いが持たれるケースは、今までに前例が無く、今後の海岸整備公共工事におけるビーチの保全に対し、大きな功績を残す結果となりました。これは長年に渡る、KSCやSFJの方々の努力と根気により培われてきた、行政側との信頼関係に基づき、お互いに理解し合えた結果だといえるでしょう。「サーファーとして今自分に何が出来るか?」を改めて気付かされたケースだと思いませんか?この工事の今後が豊かな自然を次の世代に残せるものである事に期待しましょう。

本件に関する詳細はSurfriderFoundationJapanのH/Pに「変わり行く海岸」としてUPされています。 http://www.surfrider.gr.jp/ja/index.htmを是非チェックして下さい。