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WCTリップカールプロ、ファイナル終了!

2003-04-28 更新
WCT第2戦リップカールプロのファイナルが終了しました。
結果はアンディー・アイアンズが2年連続でリップカール・プロを制しています。
ファイナルデーの波は、前日から続いた強いカレントが残ったものの、最終日にふさわしい4ftのクリーンなライトハンダーの中、35分間のファイナルが、アンディーとパーコとの間でドラマチックに展開されました。
まずはアンディーが、きわどいフォアハンドのハイテクニックからインサイドのクリーンなチューブライディングにつなげて、パーフェクトに近い9.8ポイントをマークしリード!
アンディーの“キレまくった”ライディングはその後も衰えず、最後のライディングでも7.77ポイントをマークしてWCT通算7勝目を決定しました。
これでアンディーは、現在のランキングトップの座も当然手中に収めています。
一方準優勝のパーコ(ジョエル・パーキンソン)も、リップカール・プロ初制覇に向けて闘志を見せましたが、試合中にボードを壊し、ビーチの父親からスペアボードを受け取るという不運に見舞われてしまいました。
それでも一時はアベレージでリードを奪ったり、アンディーに逆転された後も素晴らしいライディングで8.5ポイントを叩き出すなどの大健闘を見せてくれました。
なお、3位は2001年のこの大会の覇者ミック・ファニング(Aus)と、2001年のワールドチャンプ、CJホブグッド(USA)となっています。
以上です。
それでは最後に、試合後の2人のインタビューをお届けします!
アンディー:
「パーコを倒すのは本当にハードだと思ってたから、この結果は驚きだよ。
オープニングWaveで高得点をマークできたのが僕にとってはラッキーだった。
ホーンが鳴るまではパーコのことを考える余裕はなかったよ。
パーコは10Pが必要なときでも、それをゲットできる実力の持ち主だからね。」
「昨年同様の結果を残せて嬉しいけど、タイトルのことを考えるのはまだ早いよ。
だから今はこの勝利を味わうだけにしておく。
これから続くタヒチとフィジーはツアーの中でも大好きなレッグなので楽しみだね。」
パーコ:
「オープニングWaveをアンディーにゲットされたら、予想通り彼に超ロングライドを決められて9.8Pを出されちゃった。
一方の僕はボードを壊しちゃったし…。
バレルを抜けたとき、テールが反ってる様な気がしたから見てみたら、bananaボードみたいになっちゃってたんだよ。言い訳にはならないけどさ。
全てがアンディーの流れになってるって思ったね。
最後まで決して諦めないよう頑張ってみたけど、どうにもならなかった…。」
「シーズン序盤でいいポジションにつけることができて、闘志がわいてるよ。
でも今年の終わりにはもっといいポジションをゲットしてるかもしれないよ(笑)。
まあ、今回はこれで満足さ。」

リップカール・プロ結果
優勝:アンディ・アイアンズ(ハワイ)17.57(US$30,000)
第2位:ジョエル・パーキンソン(Aus)15.4(US$16,000)
3位:ミック・ファニング(Aus)、CJホブグッド(USA)
■リップカール・プロ終了時点の上位レイティング
1.アンディ・アイアンズ(ハワイ)
2.ジョエル・パーキンソン(Aus);マーク・オクルーポ(Aus)
4.ミック・ファニング(Aus)
5.ディーン・モリソン(Aus)
6.CJホブグッド(USA)