WCT第3戦 ビラボンプロスタート!
2003-05-12 更新
現地時間、9日からビラボンプロ・チョープー・タヒチがスタートしました。9日のコンディションはパーフェクトな6~8ft。シャローなリーフの上にビッグセットが炸裂し、メチャメチャDEEPなチューブライディングが必要とされるコンディションでした。この日のオープニングheatに登場したのは、2000年のこの大会の覇者ケリー・スレーター。1本目から2セクションのチューブをメイクするライディングで9.5Pを獲得。アーマンド・ダルトロ、トム・ホイッティカーを退け、1位通過を果たしています。そしてこの日の注目は、この大会のディフェンディングチャンピオンで2002年ワールドチャンプのアンディー・アイアンズ、2001年の覇者コリー・ロペス、地元タヒチアンのヒーロー、ベティア・デイヴィットが登場したheat8でした。ロペスが2本目に9.4Pをマークするも、アンディーは1本目で7.67P、そして2本目の波では、クリーンなチューブを3セクションもメイクするライディングで9.5Pを叩き出し、Round3へ駒を進めました。また、トライアルで3位となり、ワイルドカードを手に入れた地元のヒラ・テリナトゥファが、2002年の新人王ミック・ファニングとフィル・マクドナルドを破る番狂わせを生み出しました。今はスポンサーもついていないテリナトゥファは「ミックを破った事は本当に素晴らしい!神に対し、この日を感謝するよ」とコメントしていました。
そして、現地時間の11日も6~8ftの素晴らしいコンディションでRound2がスタート。Round1でジェイク・パターソンに敗れたパーコことジョエル・パーキンソンはheat1でタヒチのヒーロー、ベティア・デヴィッドと対戦。ベティア・デビッドは最後のライディングで8.6Pの高得点を叩き出すも、上手くまとめたパーコに一歩及ばずに敗退。またheat11では、今まで調子が良くなかったマイケル・ロウが10Pのパーフェクトライドをメイク!この大会のベストheatスコアも獲得し、Roundアップしています。その他、ミック・ファニングやディーン・モリソン、コリー・ロペスなどは順当にRound3へ進んでいます。しかし、今年の1・2戦で調子の良かったオッキーは、ダニロ・コスタに敗退しています。
明日以降行われるRound3でも目の離せないheatが連続します。続報をお楽しみに!!
尚、ウィメンズイベントの方は、現地時間の10日にFinalが終了しました。
優勝したのはディフェンディングチャンピオンのケアラ・ケネリー!
ケアラは先週行われたROXY PROに続き、早くも2勝目を上げています。結果は以下の通り。
Billabong Girls Pro
1st Keala Kennelly (Haw)
2nd Rochelle Ballard (Haw)
3rd Melanie Redman-Carr (Aus)
Heather Clark (SAfr)
5th Marie Pierre Abgrall (Fra)
Layne Beachley (Aus)
Chelsea Georgeson (Aus)
Kate Skarratt (Aus)