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リップカールカップ ファイナル終了!

2003-12-07 更新
ハワイ・サンセットで行われていたリップカールカップは、現地時間12/5、8~10ftのバレルのあるグッドコンディションの中、全日程を終了。オーストラリアのジェイク・パターソンが見事に優勝を勝ち取っています。

ジェイク・パターソンにとっては、今シーズン初めてのファイナル進出でしたが、アンディーやタジ・バロウ、シェーンドリアンといった強豪を相手に、早くから高ポイントを叩き出し、アンディーの追い上げを逃げ切り、優勝を飾りました。彼のこの日出したポイントは、フォアハンド・スナップやパワフルなカービングで9.07ポイント、続いて8.57ポイント、トータルHeatスコアは17.64ポイント。今大会のベストスコアであり、ファイナルデーにみあう素晴しいものでした。
ジェイクは「サイズがデカくて、ゲットも必死だったよ。僕は上手く出られたけど、他の選手がはまっているのが見えたんだ。アンディーも身動きがとれないって言ってたくらいだよ。だから、一層僕の闘争心に火がついちゃったんだけどね(笑)。もう泡だらけだったよ。ファイナルが始まる前、僕の兄から潮が引いてくると確実にもっとサイズが上がるって聞いていたから、もっとアウトで波待ちするようにしていたんだ。これがいい結果を生んでくれたんだと思うよ」と他のオーストラリア選手に囲まれながらインタビューをうけていました。

一方、必死の追い上げをはかったにも関わらず、わずか0.47ポイント差で負けてしまったアンディーは「今まで僕の人生の中で、こんな悔しいことはないよ。体がまるでいうことを聞かなかったんだ。もう1本いいスコアさえ出せればよかったんだけど、既に彼は2本のいいライディングをしてたからね。彼に追いつくことが出来なかった。本当に悔しいよ」とコメントを残しました。

しかし、そのアンディーより、もっとショックを受けていたのは、Round3でまさかの敗退を喫してしまったケリーでした。「サンセットはトリッキーな波だった。ジェイクは少し大きめのボードを使っているようだったけど、常にいいポジショニングだったと思う。僕は一度だけカラニにスネーキングされて、それが多分ターニングポイントになってしまったんだ。ただ一つの良い波を捕まえることよりも、2つの良いスコアを出すことしか考えられなくて、結局イライラして良いライディングも出来なかった。次のパイプラインに頭をきりかえるよ。だけど、少しの間はコンテストモードに入らないようにリラックスしていこうと思う。これは皆同じ気持ちだと思うよ。アンディーとのポイント差も僅かになってきているから、最終戦が楽しみになってくるよね」とコメントしていました。

尚、結果は以下の通り。

Rip Curl Cup
1st Jake Paterson(Aus)
2nd Andy Irons(Haw)
3rd Shane Dorian(Haw)
4th Taj Burrow(Aus)

Top 5 Ratings after Rip Curl Cup,WCT#11/12
1. Kelly Slater(USA)8,340-points
2. Andy Irons(Haw)8,244
3. Taj Burrow(Aus)7,344
4. Mick Fanning(Aus)7,080
5. Kieren Perrow(Aus)6,480

WCTツアーのファイナルを飾るXbox Gerry Lopez Pipeline Mastersは現地時間12/8からウェイテングに入ります。チャンピオンはケリーかアンディーか!?もちろんBCニュースでもお伝え致します。お楽しみに!!