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WQS田原プロは アーマンド・ダルトロが優勝!!

2004-08-08 更新
8月8日(日)愛知県・伊良湖にて行われていたWQS6スターイベントの「田原プロ」のクォーターファイナルからファイナルまでが行われました。

セミファイナルのheat1のメンバーはアーマンド・ダルトロ(ブラジル)、ティアゴ・ピレス(ポルトガル)、ネコ・パダラッツ(ブラジル)、エリック・リビエール(フランス)の4人。heat前半にはsetが入らずやや間延びした状況となりましたが、残り10分を切ったところでネコがsetの波を取り、バックハンドでバーティカルなリップを5・6発入れ高得点を出しました。昨年の優勝者であるティアゴ・ピレスは、クォーターファイナルまでではことごとくsetの良い波に乗って勝ち上がっていましたが、このheatでは他の3人と離れて波待ちする作戦が失敗し、良い波を取れずにここで敗退。またエリック・リビエールも実力を出せずに敗退し、ブラジリアンの2人が決勝に進出しました。

heat2のメンバーはダニーロ・コスタ(ブラジル)、カーク・フリントフ(オーストラリア)、マルセロ・ヌネス(ブラジル)、リチャード・ロベット(オーストラリア)。まずはマルセロ・ヌネスがバーティカルなリップを連発して好スタート。カーク・フリントフも負けずにエアーを出しますが、マルセロもビッグエアで応戦。ダニーロ・コスタも着実にポイントを稼いで混戦模様に。後半には岩場よりにポジションを移したカークをダニーロが追いかけてブロックに入りましたが、残り50秒というところでカークがダニーロのマークを振り切ってなんとかsetの波に乗り、会場を沸かせます。この最後のライディングでもエアを披露したカークでしたが、一歩及ばずここで敗退。リチャード・ロベットも及ばず、heat2もブラジリアン2人が勝ち上がる結果となりました。

そして向かえたファイナルでは、オープニングウェイブをアーマンド・ダルトロが取りますが、あまり点数が伸びません。続いてネコ・パダラッツがバーティカルリップを連発!アーマンドがリップを4発入れて応戦すると、残り10分にきてダニーロがエアで高得点を出します。さらにマルセロがエア360°を決め、こちらも高得点。続いてネコが大きなマニューバーからのビッグエアを見せますが惜しくも着水に失敗!最後にはアーマンドがレフトの波に5発のリップを入れてまとめます。

最終的に各選手とも一歩も引かない混戦を征したのは、堅実なライディングでポイントを重ねたアーマンド・ダルトロ。そして2位はネコ・パダラッツ、3位はダニーロ・コスタ、そして4位はマルセロ・ヌネス。やや波が小さめだったこともあり、小さい波での駆け引きに長じたブラジル勢の活躍が目立った大会となりました。


WQS TAHARA PRO by BILLABONG

1st Armando Daltro(BRZ)
2nd Neco Padaratz(BRZ)
3rd Danilo Costa(BRZ)
4th Marcelo Nunes(BRZ)