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WCT最終戦パイプライン/R2・3終了!

2004-12-19 更新
現地時間12月17日(金)。ハワイ・オアフ島のノースショア、パイプラインにて開催中の『WCTリップカール・パイプライン・マスターズ』のR2およびR3の全ヒートが行われました。

この日のウネリは力強く朝から6-8ftのしっかりしたブレイク。地元ローカルやコンテストにエントリーしている選手たちが、この波を放って置くはずも無く、朝一の波を舞台にセッションが開始されました。面ツルで深いチューブを伴なうこの波を、キーラン・ピロウやタマヨ・ペリーらがメイクして見せたのを参考に、コンテスト・ディレクターは大会ヒートの再開を決めたのでした。

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■アンディがR3でカラニとティムに敗退!!

過去2年連続でパイプラインを制しているアンディ・アイアンズは、R3でカラニ・ロブ、ティム・カラン、そしてトライアルから勝ち上がってきたマイキー・ブルノーと対戦。ビーチを埋め尽くした観衆の目の前で、4人がそれぞれ見事なバレルをメイク! しかしアンディはレギュラーであるバックドアの波(ほとんどがクローズ!)を1人狙い続け、その間にライバルたちはパイプラインのグーフィーでハイスコアを重ねることとなりました。

「波がマジで良くてさ、でもレギュラーばっかり狙ってたらメイク出来ずに終わっちゃった。」とアンディ。「最初の波が凄く良くてね。最後の最後の出口のとこで潰されちゃったんだけど、あの最初の波が分かれ目だったと思うよ。
それにしてもハンパ無い1週間だよね。パイプでサーフィンしたかと思ったら、次の日にはワイメア、そしてまたパイプに戻って試合するってんだから。終わっちゃってがっかりだけど、それにしてもスゴいことさ。まだストークしてるよ。今年の仕事はこれで終わり。早く家に帰りたいね。そりゃパイプで一番になれれば嬉しいけど、今回はダメだった。きっと弟(=ブルース)が勝ってくれるさ。」

このHeatを制したカラニ・ロブは、8P以上のライディングを2本決めました。そしてティム・カランもまた、最後に8.9Pを叩き出して2位となり、R4に進出。マイキー・ブルノーは、このHeatで敗退して17位に終わったものの、9.67Pの素晴らしいライディングをしたことは特筆に値するでしょう。

「行ける波には全て行くつもりだった。」とカラニは後で説明しました。「あの一本で来年のWCTに残ることが出来たと思うよ。良い結果が必要だったんだ。一年間努力しつづけて、やっと報われた感じだね。」

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■ケリーがパーフェクト10P

過去6度のワールド・チャンプであり、パイプ・マスターズにも5回優勝しているケリー・スレーターは、バックドアの信じられないようなバレルをメイクして、今年のこの大会で最初のパーフェクト10Pを出しました。さらにパイプライン側でも9.83Pの完璧なチューブをメイクし、トータルを19.83Pとしたのでした。またワイルド・カードでパイプラインのスペシャリストであるパンチョ・サリバンもまた、クォーター・ファイナルへと進みました。

「夢みたいなヒートだったね。」とケリー。「前半は全然いい波に乗れなかったから、アグレッシブにならなきゃって思ったんだ。高得点が必要だった。そして後半の2本のバレルでそれが出せた。ここまでのヒートみたいな内容で、今年最後の2ヒートを終えることが出来たらいいね。アンディも負けちゃったことだし、パイプでの優勝は手の届くところにある。まあ見ててよ。」

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■ブルースも好調を維持

2日前にワイメアで行われた『エディ・アイカウ・ビッグ・ウェイブ・インビテーショナル』に優勝したブルース・アイアンズは、際どいヒートにもかかわらず、好調の波に乗って切り抜けました。現在ツアー・ランク30位のブルースは、R2でボードを折ったにもかかわらずなんとかラウンド・アップし、今日の午後にはケリーに続いてパーフェクト10Pを出し、来年のWCTに残るチャンスを一気に広げたのでした。2001年のこの大会の覇者でもあるブルースのクォーター・ファイナルでの対戦相手は、ケリー・スレーター、パンチョ・サリバン、そして今年のトリプル・クラウンで総合首位につけているフィリップ・マクドナルドで、次のHeatが楽しみです。

「とんでも無い2日間さ!」とブルース。「2日前にエディの大会で優勝して、今日はこんな素晴らしいパイプラインでサーフ出来てるんだから。25ftのワイメアから6-8ftのバレル・・・これ以上の望みなんて無いよ。
あといくつか勝ち上がらなきゃいけないのは分かってたけど、アウトにいてもとても気分が良くて。レイト・テイクオフだって分かってたけど、落ちながらテイクオフして乗っていったら、最後には抜けられた。すごくホッとしたよ(笑)。ファイナルまで波が続いてくれることを願うよ。」

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■オッキー、20年振りのパイプ制覇の野望

1999年のワールド・チャンプである"オッキー"ことマーク・オクルーポは、信じられないことに、20年前のパイプマスターズの覇者でもあります。年を重ねても、どんなグロメッツにも負けないくらい波にアタックし続ける彼は、パイプのクリーンなチューブを抜けてからフロントサイドでの大きなカービングへとつなぎ、8.7Pを出してR3を2位で通過。オージー仲間のディーン・モリソンとともにクォーター・ファイナルに進みました。

オッキーは、彼自身のパイプラインでの長年のサーフィンを思い起こしながら「おかしな感じだな。ちょうど20年前か。」と言って笑いました。「あの大会でDJが、きっと10年後にも僕がこの大会に勝つかも知れない、って言ってたのを、まるで昨日のことの様に思い出すね。20年経ってまたクォーター・ファイナルに行けるなんてとてもいい気分さ。」

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その他では、ブラジリアンのパウロ・モウラが