2005年WCTを展望!!
2004-12-26 更新
アンディ・アイアンズの3年連続ワールド・チャンピオンという結果で幕を閉じた2004年度ASPワールドツアー(WCT)。今年も数々のドラマを見せてくれました。中でも印象的だったのは、9月に部原で行われたクイック・シルバー・プロ。日本を代表するクラシカル・ポイントでのWCTサーファーのアクションは、もうため息の連続でした。
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■2005年のスケジュールが決定!!
そんな思い出に浸っている中、早くも2005年度WCTスケジュールが決定。
(詳細はこのコラムの最後にまとめてあります。)
第1戦はオーストラリア・ゴールドコーストにて、クイックシルバープロが3月1日~ウェイティングに入ります。
第5戦ではレユニオン島での開催。あまり馴染みがないかもしれませんが、インド洋に浮かぶフランス領のこの島は、以前もWCTコンテストが開催されたことがあり、ケリー・スレーターやサニー・ガルシアといった面々が優勝しています。
第7戦では今年も千葉での開催が決定しています。台風スウェルに恵まれることを期待しましょう!
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■2005年のWCTメンバーは?!
また、2005年度WCT参加選手も決定しています。
(こちらも詳細はコラムの最後に掲載。)
新たなクオリファイ組は、ティム・ライズ、クリス・ワード、フレッド・パタチアのアメリカ・ハワイ勢と、ビード・ダービッジ、カーク・フリントフ、ルーク・ステッドマンのオージー勢、南アフリカのトラビス・ロジー、ブラジリアンのレナン・ホシャの8名。
ティム・ライズは2004年WQS6スター、USオープンでアンディとトム・カレンの新旧チャンピオンを破ったことが記憶に新しい、弱冠22歳のサーファーです。対アンディへのダークホースかもしれません!
クリス・ワードはアンディやタジと同世代のカリフォルニア出身のサーファー。ビデオや雑誌への露出度合からもわかるように、ワードは既に絶大な人気を誇るサーファーですが、チャンスに恵まれずになかなかWCTクオリファイが出来ませんでした。ワードの姿をWCTで見ることが出来て嬉しいファンは多いはず!
また、フレッド・パタチア、カーク・フリントフらもメディアへの露出も多く、若くて人気のあるサーファー。
ルーク・ステッドマンとレナン・ホシャはWCTリクオリファイ組(="返り咲き"組)で、気合十分のはず!
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さて、2005年度WCTはどうなるでしょうか!?
4連覇を狙うアンディ。今年は2戦欠場しながらも最終レーティング2位のパーコ。まだまだ超人的サーフィンを見せるケリー。ベテランの強さのサニー、オッキー、ルーク。ケガから復帰のファニング、ロペス兄。それともホブグッズ、タジ、ヘッジ...!? ブラジリアンや新たなWCTクオリファイ組がどう絡んでくるか!? 今から楽しみですね!!
来年もBCMでは、WCT並びにWQS6starなどの海外メジャー大会の情報を「BCニュース」→「海外コンテストニュース」に掲載していく予定です。お楽しみに!!
《WCT 2005 スケジュール》
3/1~3/13 ゴールド・コースト
Quiksilver Pro
3/22~4/1 ベルズ・ビーチ
Rip Curl Pro
5/5~5/7 タヒチ
Billabong Pro Teahupoo
5/23~6/4 フィジー
Globe WCT Fiji
6月 レユニオン島
Rip Curl Search WCT
7/12~7/22 ジェフリーズ・ベイ
Billabong Pro
8/31~9/7 千葉
Quiksilver Pro
9/9~9/20 トラッセルズ
Boost Mobile Pro
9/23~10/2 フランス
Quiksilver Pro France
10/3or10/4~10/15 スペイン
Billabong Pro
10/31~11/9 ブラジル
Santa Catarina Pro
12/8~12/20 ハワイ・パイプライン
Rip Curl Pipeline Masters
《2005年 第1戦の出場予定選手》
Andy Irons
(HAW)
Joel Parkinson
(AUS)
Kelly Slater
(USA)
C.J.Hobgood
(USA)
Luke Egan
(AUS)
Taj Burrow
(AUS)
Nathan Hedge
(AUS)
Sunny Garcia
(HAW)
Damien Hobgood
(USA)
Peterson Rosa
(BRA)
Jake Paterson
(AUS)
Mark Occhilupo
(AUS)
Michael Lowe
(AUS)
Cory Lopez
(USA)
Kalani Robb
(HAW)
Daniel Wills
(AUS)
Phillip MacDonald
(AUS)
Dean Morrison
(AUS)
Paulo Moura
(BRA)
Tom Whitaker
(AUS)
Tim Curran
(USA)
Taylor Knox
(USA)
Bruce Irons
(HAW)
Lee Winkler
(AUS)
Raoni Monteiro
(BRA)
Pat O'Connell
(USA)
Darren O'Raffery
(AUS)
[以上は2004年WCTのTOP27選手]
Richard Lovett
(AUS)
Neco Padaratz
(BRA)
Trent Munro
(AUS)
Troy Brooks
(AUS)
Marcelo Nunes
(BRA)
Toby Martin
(AUS)
Greg Emslie
(ZAF)
Luke Stedman
(AUS)
Tim Reyes
(USA)
Chris Ward
(USA)
Frederick Patacchia
(HAW)
Travis Logie
(ZAF)
Bede Durbidge
(AUS)
Kirk Flintoff
(AUS)
Renan Rocha
(BRA)
[以上、2004年WQSのTOP15選手]
Mick Fanning
(AUS)
Shea Lopez
(USA)
Shane Beschen
(USA)
[以上、WPSワイルド・カードの3選手]
なお、欠場選手が出た場合の補欠として、
Victor Ribas
(BRA)
Pigmeu Bernardo
(BRA)
Herdy Guilherme
(BRA)
の3名の名前が挙がっています。