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JPSAショートボード第1戦『ガルーダ・トラベルシーンプロ』終了!

2010-04-18 更新
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JPSAショートボード第1戦『ガルーダ・トラベルシーンプロ』が4月14日〜17日(プロトライアルは13日)にバリ島のクラマスで開催されました。

この時期のバリ島は雨季から乾季との変わり目となるため、風向きは不安定になりますが、ウネリはコンスタントに入り、場所を選べば十分遊べるコンディションが期待出来ます。
コンテスト期間中も南西よりのグランドスウェルが強まる傾向となり、会場のクラマスは素晴らしい波に恵まれていました。

まずはプロトライアルが行なわれた13日(火)は早朝6時15分に男子のR1からスタート。
頭位のセットが入り、風向きもオフショア。チューブこそ無かったものの、アクションは十分に入れられる波で選手達も実力を出し切れたようです。
メインラウンドの切符を手にしたのは、ロングボードでは欠かせない人物となっているケコア・ウエムラ。すでにジュニアで活躍している仲村拓久未、寺島真央、田中海周、小嶋海生を始め、福島竜也、田辺椎馬、加藤周平、鈴木智喜、川越章吾、山岸夢人、竹中秀之、早川宏起、嶋田雅也、上原海、中里雄大の計16名。
プロ資格の条件は翌日のメインラウンドR1クリア。

14(水)はヘッドオーバーまでサイズアップ!前日は現れなかったチューブもあるエピックコンディションの中、メインラウンドがスタートしました。
R2進出でプロ資格を手に入れたのは福島竜也、田辺椎馬、川越章吾、田中海周、山岸夢人、小嶋海生、ケコア・ウエムラ、中里雄大の8名。
女子は唯一、17歳の大村奈央がトータル18.25ptのハイスコアを出して条件をクリア。すでにガールズクラスで右に出る者はいない選手だけに今後の活躍が期待出来そう。

トップシードの選手が登場した15(木)は更にサイズアップしてディープなチューブにハイスコアが連発!ファーストヒートに登場した林健太(写真最上部)がいきなりのパーフェクト10を叩き出すと会場のボルテージは早くも最高潮に!他にもニック・ミタ、田中英義、杉原康幸、田中ジョー、中村昭太、ジェイソン・シバタ、高梨直人、萩原周、小川直久などがハイスコアを出してR3進出を決めました。

16(金)もウネリは十分。風も弱く、チューブライドあり、アクションありの最高の波。
またもや林健太が見事なバレルに包まれ、ニック・ミタと共にラウンドアップ!WQSでも活躍中の辻裕次郎、ライトのクラマスをバックサイドで攻める高梨直人などが驚異的なスコアを叩き出してコマを進めました。
QFでも前途の選手は好調さをキープ。他にも原田正規、ペペン・ヘンドリックがハイスコアで翌日のSF行きを決定。

ファイナルデイとなった17(土)もしっかりとした南西よりのグランドスウェルが続き、SFでは辻裕次郎がトータル17.00をスコアして目立っていました。同イベントの2年連続タイトルホルダー、林健太も相変わらず危なげない勝ち方でラウンドアップ!遠田真央、ニック・ミタが続き、ファイナリストが決定しました。

ファイナルでは序盤に7pt台をメイクした林健太の一人舞台。後を追うニック・ミタは5pt台止まりで、6pt台のバックアップスコアを手に入れた林健太が大差で優勝を決めました。
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女子はプロ資格を得たばかりの大村奈央を始め、昨年のチャンピオン谷口絵里菜(写真上)、強豪の橋本小百合、ロングボード第1戦で優勝を決めている植村未来の4人がファイナリストに選ばれました。
序盤のリードを握ったのは7pt台を手に入れた谷口絵里菜。更に6pt台を重ねて優勝に大接近!
しかし、後半にかけて橋本小百合が猛烈な追い上げを見せて逆転優勝!
プロ資格を得たばかりで3位に入った大村奈央も大健闘と言えるでしょう。

第2戦は5月21日〜23日(20日はプロトライアル)に千葉の鴨川マルキで開催される『Beach Sound PRO』です。

なお、昨年のチャンピオン田中樹は田嶋鉄兵と共に6スター『O’Neill Cold Water Classic Scotland』にエントリーしていましたが、田嶋鉄兵はRound of 128で3位敗退。田中樹はRound of 96でアリッツ・アランブルー(EUK)、マーロン・リプケ(DEU)らを相手に良いスコアを出せず、二人共に結果は残せませんでした。

JPSAショートボード第1戦
『ガルーダ・トラベルシーンプロ』結果
1位 林健太
2位 ニック・ミタ
3位 辻裕次郎
4位 遠田真央

女子
1位 橋本小百合
2位 谷口絵里菜
3位 大村奈央
4位 植村未来

JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)

photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)