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トリプルクラウン第1戦 ハワイアンプロ終了!

2001-11-21 更新
ハワイのハレイワで行われていたトリプルクラウン第1戦、G-Shock ハワイアンプロですが、現地19日にクォーターファイナル、20日はファイナルまでの全日程が終了し、アンディー・アイアンズの優勝で幕を閉じました! まずは19日の状況から。この日は、終日スウェルアップしていたようで、最大フェイスで25ftもあったとか。そして、オージーのキーレン・ペロウにとっては最悪の日となったようです。この日のキーランは、ファーストヒートだった午前8:00のラウンド3ヒート13からスタート。ファーストライドを8.67のハイスコアーで飾ったんですが、その後ボードが折れてしまうというアクシデントに見舞われてしまいました。ボードを取りに、波間を岸まで泳いで、走ってニューボードをゲットしてまたパドルアウトしていく様は、まるでトライアスロン! あと1本まとめれば確実に勝てるというところでワイプアウトし、同時に2本目を折ってしまいました。それでも勝ち上がったラウンド4で、3枚目のボードがクラッシュ! そして、極め付けはクォーターファイナル…お化けセットが迫ってきて、他の対戦者3人はチャンネルに逃げ込めたのに、キーレンだけは思いっきり飲まれ4本目のボードが犠牲に…そして自分もジェットスキーに救助されるという仕打をうけました。“ボトムにくぎ付けになった。あんな事今までなかったのに。自分で上がることもできなくって、水も飲んじゃって、死ぬかと思った。本当に怖かった。”と語っていたキーレンはここで敗退となりました。そんな中、ダミアン・ホブグッドはラウンド4でパーフェクトに近い9.4をスコアするなど、素晴らしいビッグウェイブライディングを見せてセミファイナルへ進出。同じく目立っていた、コーリー・ロペス(USA)、アンディー・アイアンズ(Haw)、リチャード・ラベット(Aus)、ジェイク・パターソン(Aus)、マイルス・パダカ(Haw)、ミック・ファニング(Aus)、スティーブ・クレメンツ(Aus)もセミファイナルへ進みました。そして翌日20日に行われたセミファイナル…ヒート1からミック・ファニングとマイルス・パダカが、ヒート2からアンディー・アイアンズとコーリー・ロペスがそれぞれ勝ち上がり、この4人でファイナルが争われました。ファイナルはフェイスで12ft前後のサイズをキープ。そんな中、アンディーはきわどいポジションでタイトなターンを見せるなど切れたサーフィンで他を圧倒! ベスト3のトータルスコアー26.1をマークし見事優勝しました。しかし、そんなアンディーも楽に勝った訳じゃなく、ファイナル中2回もセットに飲まれて岸までさらわれたようで、最後の8分でリズムに乗ってパーフェクトに近い9.75をマークして逆転し、勝利を決めたんです。そのアンディーは“この優勝は子供のときに見ていた夢だから、信じられない”“ずっとトム・カレンやサニーがここでやるビッグなイベントでサーフィンしているのを見てたのを思い出すよ。まだ実感が湧かない。”とコメントしていました。さて、次はトリプルクラウン第2戦、そしてWCT最終戦のリップカールカップ。11/26からサンセットビーチでウエイティングに入ります!