『マーボーロイヤル Kjプロ PJ’s DEEPSTARカップ』終了!
2010-07-20 更新

全5戦で争われるJPSAロングボードの第3戦『マーボーロイヤル Kjプロ PJ’s DEEPSTARカップ』が7月18日〜19日に湘南の辻堂で開催。
湘南のコンテストで一番心配なのは、舞台となる「波」ですが、前日にはスネ〜ヒザ位しか無かったサイズが初日18日はオンショアによってコシ前後までサイズアップして無事にヒートがスタートしました。
ラウンド1からクウォーターファイナルにかけては、平均のトータルが5.00〜8.00とロースコア勝負。サイズが上がったとはいってもロングボードには不向きなチョッピーコンディションに選手達も苦戦を強いられていました。
セミファイナルでは、ケコア・ウエムラが他の選手よりも一枚上手のリップアクションを披露し、今イベントのハイエストヒートスコア13.50でファイナルに進出。
昨年のJPSAチャンピオン森大騎、鈴木康広もトータル10pt台でファイナルへの切符を手に入れました。
ファイナルは、セミファイナルでケコア・ウエムラのパフォーマンスに隠れて目立たなかった鈴木剛がスタートダッシュを決めて序盤の主導権を握ります。
波の選択が非常に難しい中、森大騎(写真上)がインサイドまで乗り繋いで逆転に成功!
トータル13.50で昨年の茨城戦以来の優勝を決め、レイティングを5位に上げています。
ポイント差で見るとカレントリーダー、ケコア・ウエムラが有利ですが、勢いに乗った森大騎は想定外の強さを持っているので、タイトルの行方はまだまだ分かりません。
ウィメンズは小熊明美以外、前日に終了したばかりのLQSと同じファイナリストでの勝負。
ロースコアのクロスゲームでしたが、島尻祐子がトータル9.90でこちらも昨年の茨城戦以来の優勝で、レイティング4位とタイトルを狙える位置まで浮上してきました。

なお、コンテスト終了後にはCAPTAIN FIN presents『STYLE MASTERS』がトップシードの選手により行なわれました。
アクションに偏っている最近のロングボードコンテストとは違い、ノーズライドをジャッジするスペシャルイベントを制したのは、チャボこと吉田泰でした。
次の第4戦『茨城鉾田プロ』は、BCM波情報でもお馴染みの茨城・トップサンテ下で7月24日〜25日(23日はプロトライアル)に開催されます。
JPSAロングボード第3戦
『マーボーロイヤル Kjプロ PJ’s DEEPSTARカップ』結果
1位 森大騎
2位 鈴木剛
3位 鈴木康広
4位 ケコア・ウエムラ
女子
1位 島尻祐子
2位 小熊明美
3位 古市陽子
4位 植村未来
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)