ASPワールドツアー第5戦『Billabong Pro Teahupoo』がスタート!
2010-08-31 更新
ワイルドカードを決める『Air Tahiti Nui Von Zipper Trials』が終了してから一転してスモールコンディションが続いていたタヒチ・チョープーでしたが、ウェイティング8日目にして、小ぶりながらも待ちに待ったスウェルが到着し、3~4フィートのコンディションで、現地時間2010年8月30日月曜日、午前6時30分よりラウンド1がスタート。日が沈む直前までコンテストは続きラウンド2のヒート6までが行なわれました。
2010年のASPワールド・ツアーの前半が終了し折り返し地点となる、このビラボン・プロ・チョープーは、ASPトップ45が34へ絞られるASPワールド・タイトル・ランキングに残るための必要な結果を手に入れることができる最後のチャンス。
タヒチでのイベント後に、トップ34(トップ32とワイルドカード2名)のサーファーだけが、シーズン後半のワールドツアーを戦うことになります。
そんなタヒチの初日で素晴しいパフォーマンスを見せたのは、カレント・リーダーのジョディ・スミス(ZAF)。スミスは、素晴らしいバックハンドのエアリアルで7.60をスコア。C.Jホブグッド(USA)とマノア・ドローレ(PYF)を下しました。
そして、ラウンド1の大注目ヒート!
過去9回のASPワールド・チャンピオンで現在のASPワールドNo.3のケリー・スレーター(USA・写真上)は、過去3回のASPワールド・チャンピオンであるアンディ・アイアンズ(HAW)とワイルドカードのヘイアリイ・ウィリアムズ(PYF)とのクロスヒートを生き残り、ラウンド3へ勝ち進みました。3人のバックサイド・チューブ・スペシャリストは、絶えずお互いをプッシュし、全員がソリッドなスコアを手に入れるハイ・スコアリング・ゲームに!
ラウンド1終了後に、続けて行われたラウンド2では多くの番狂わせが発生。現在のASPワールドNo.2で昨年のイベントで2位となったタジ・バロウ(AUS)がワイルドカードのマノア・ドローレ(PYF)に敗退...。
現在のASPワールドNo.4のデーン・レイノルズ(USA)は、ラウンド2でイベント最高ヒート・トータル16.27をスコアしてラウンド3へ勝ち進み、ASPワールド・チャンピオンで現在のASPワールドNo.6のミック・ファニング(AUS)も、ラウンド2でトライアル勝利者のタウマタ・プヘティニ(PYF)を下し、ラウンド3へ勝ち上がっています。
ネクストコールは31日の朝6時(日本との時差はマイナス19時間)、30分後にスタートする予定。
『Billabong Pro Teahupoo』公式サイト
http://www.billabongpro.com/(PC用)
photo: ASP Covered Images
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