JPSAショートボード第4戦終了!新しい風が吹く
2010-09-12 更新
9月10日(金)〜12日(日)に茨城の大洗でJPSAショートボード第4戦『第15回 I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G-LANDカップ』が開催。
10日(金)のコンテスト初日は通過した台風崩れの熱帯低気圧の影響で頭位のサイズがあり、パワフルなブレイクでサーフボードを折ってしまった選手も...。
地形の関係でハイタイド付近を中心に難しいコンディションでしたが、翌日にはサイズダウンが予想されていたため、急ピッチでヒートを進行させ、男子はR3のH12まで。女子はR1まで終了。
ハイエストスコアを叩き出した中村昭太、ジェイソン・シバタなどが目立っていた一方、カレントリーダーの辻裕次郎、2位の林健太がまさかのイチコケに...。
コンテスト2日目は予想通りサイズダウン。早朝はムネ〜カタ位あったウネリも後半にはコシ〜ハラ位まで弱まってしまい、選手達は苦戦を強いられてました。
そんな中、地元の大声援を受けて小野嘉夫が得意の垂直リップを披露。他の選手を圧倒する迫力のライディングでR4を1位通過。
椎葉順もアグレッシブなエアーをメイクしてハイエストスコアを叩き出し、ラウンドアップ!
R4を終了してベスト16、女子はR3を終了してベスト8が決定しました。
12日(日)のファイナルデイは、更にサイズダウンが進み、コシ前後。朝から風の影響が入った厳しいコンディション。
それでもトッププロ達は果敢にアクションを繰り返して会場に集まった沢山のギャラリーを沸かせていました。
前日に引き続き、小野嘉夫は沢山の応援団と共に好調なサーフィンでR5、QFを1位通過。久々の優勝も目の前まで迫ってきましたが、SFで椎葉順に僅差で抑えられてしまい、ここで姿を消すことに...。
ファイナルは椎葉順とファーストラウンドから全て1位通過で勝ち上がってきた大澤伸幸のマンオンマン。ロースコア勝負のクロスゲームを制したのは椎葉順(写真左上)。嬉しい初優勝を決めてトータルでも3位にジャンプアップ!
3戦連続2位の大澤伸幸が辻裕次郎を抑えてカレントリーダーの座に立ちました。
女子は前戦の『ALL JAPAN PRO』に続き、大村奈央(写真下)が優勝。
タイトル争いに絡んでいた橋本小百合が欠場、バッカー麻里衣、谷口絵里菜が早々と敗退したため、最終戦を待たずに、大村奈央のグランドチャンピオンが決定!
なんと!ルーキーイヤーにしてグランドチャンピオンという快挙を達成しました!
JPSAショートボードの最終戦となる第5戦『ムラサキプロ鉾田』は10月1日(金)〜3日(日)に開催予定。次の舞台は大洗から南下した大洋村・トップサンテ下になります。
JPSAショートボード第4戦
『第15回 I.S.U茨城サーフィンクラシック GOTCHA・G-LANDカップ』結果
1位 椎葉順
2位 大澤伸幸
3位 小野嘉夫、ジェイソン・シバタ
女子
1位 大村奈央
2位 熊倉梨絵
3位 植村未来、石井由希子
第4戦終了後のトータルランキング
1位 大澤伸幸 5160pt
2位 辻裕次郎 5110pt
3位 椎葉順 4873pt
4位 ジェイソン・シバタ 4740pt
5位 ニック・ミタ 4740pt
女子
1位 大村奈央 6920pt
2位 谷口絵里菜 5440pt
3位 バッカー麻里衣 5260pt
4位 庵原美穂 4890pt
5位 植村未来 4710pt
JPSA公式サイト
http://www.jpsa.com/(PC用)
photo: 日本プロサーフィン連盟(JPSA)