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WCTウィメンズ ロキシー・プロ・レポート!

2005-04-26 更新
現地時間4月21日(木)、フィジーのクラウドブレイクにて開催されていたウィメンズWCTの第3戦「ROXY PRO」において、現ワールドチャンプのソフィア・ムラノビッチが優勝を果たし、ツアーレイティングのトップ躍り出ました!
クラウドブレイクのリーフブレイクは試合中8ftにも達し、ウィメンズサーファーにとってはまさに歴史的な大会となりました。

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■ソフィアが最後の最後で逆転

クリーンな5ftの波が舞台となった決勝ヒートでは、残り10秒というギリギリでソフィアが勝ちにつながるライディングをメイクしました。
「クラウドブレイクって最高ね。」と現ワールドチャンプで初めてロキシー・プロで連続優勝を果たしたソフィアはコメントしました。「去年はチャンピオンを目指してる途中だったけど、今年の方がプレッシャーがきつかった。だから去年の優勝よりも今年の優勝の方が価値があるわ。」
35分ヒートの半ばであと5ポイント必要という状況になったソフィアは、プライオリティ(優先権)を持ったまま辛抱強く波を待ちました。
残り時間わずかというところで、すごいプレッシャーを受けているにもかかわらず、ソフィアは素速いマニューバーをいくつか織り込んだ7ポイント以上のライディングを行い、勝利をもぎ取りました。
「いつも最後の最後まで希望を捨てないの。そしたら神様が波をくれたから、それに乗って、私は勝ったわ。とってもハッピーよ。」とソフィアは言いました。

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■レイン・ビーチリーは惜しくも2位

残念な結果に終ったレイン・ビーチリーは、負けた後で立ち直るのが大変でした。
「信じられなかったわ。すごく優勝したかったから。でもしっかりサーフィンしてたソフィアが勝ったことはとても嬉しいの。でも、またしても戦術上の致命的なミス、波の選択を間違えてしまって負けたことがとても残念。」とレインは言いました。

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ペルー出身のソフィアは今年のツアーで、オーストラリアのベルズでの大会に続く2連続の優勝となったわけで、2005年度のツアーレイティングのトップとなりました。そして2位はハワイアンのメーガン・アブボ、3位はレイン・ビーチリーです。

最終日のソフィアはとても集中していて、セミ・ファイナルではロシェール・バラード、クォーターではサマンサ・コーニッシュ、ラウンド3ではワイルドカードのステファニー・ギルモアを破ったのでした。

一方でレインは、セミ・ファイナルでハワイアンのメーガン・アブボ、クォーターではケアラ・ケネリーを破っています。

初日には6-10ftの波も立ち、忘れられない大会となったこのコンテストでは、ウィメンズのトップ・プロサーファーたちが歴史に残るパフォーマンスを見せてくれました。

次節は5月5~15日に予定されているタヒチ・チョポでの大会です。お楽しみに!


《Roxy Pro Fiji 2005》
主な結果

■Final
1.
Sofia Mulanovich
PER
2.
Layne Beachley
AUS

■Semi Final

heat1
1.
Sofia Mulanovich
PER
2.
Rochelle Ballard
HAW

heat2
1.
Layne Beachley
AUS
2.
Megan Abubo
HAW

■Quater Final

heat1
1.
Rochelle Ballard
HAW
2.
Chelsea Georgeson
AUS

heat2
1.
Sofia Mulanovich
PER
2.
Samantha Cornish
AUS

heat3
1.
Megan Abubo
HAW
2.
Jacqueline Silva
BRA

heat4
1.
Layne Beachley
AUS
2.
Keala Kennelly
AUS