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4STAR『BILLABONG TSURIGASAKI PRO』終了!

2010-09-26 更新
20100927chi



日本最大級のサーフコンテスト4STAR『BILLABONG TSURIGASAKI PRO』が9月22日〜26日に千葉北の志田下で開催!

今イベントは日本の東海上を通過していった台風12号の影響を大きく受け、初日はコシ前後のスモールコンディションでしたが、2日目にはオンショアと共にサイズアップ傾向。
3日目にはMAX頭半のジャンクコンディションとなり、台風が最も接近した4日目は遂にコンテスト不可能に...。
そして、迎えたファイナルデイは志田下から北上した一宮に移動して頭半〜ダブルのヘビーなコンディションでROUND OF 32からファイナルまでが行なわれました。

ヒートが進むに連れて強さが目立っていたのは、海外勢。
MCのニック・ミタが「トライアスロンみたい」と称するほどのハードな波でしたが、与えられた条件はみんな同じなので、やはり経験や環境の違いと言うしか無いでしょう。

ファイナルは今シーズンのASPワールドツアーでタヒチ戦の後にカットオフされたドリュー・コートニーとジュニア枠のデヴィー・キャッセル&クリス・ソールズベリーの3人のオージーと日本人で唯一ラウンドアップしてきた田中英義の4人ヒート。

一本目に豪快なバックハンドで7.17を手に入れたドリューが序盤の主導権を握っていましたが、中盤にデヴィーが8.00をスコアして逆転に成功。6.50のバックアップスコアを返したドリューが再逆転する場面もあったものの、ラスト5分にデヴィー(写真上)が8.67を叩き出してドリューを抑え、白熱したファイナルを制しました!

デヴィーは5月にNZのラグランで開催されたプロジュニア・グレード4『Billabong Pro Junior』以来の優勝。
今イベントではQFで綺麗なチューブライドを決めて唯一のパーフェクト10をスコアし、トータル16.50のハイエストヒートスコアも手に入れています。
ジュニア枠の選手が完璧な形での優勝を果たすとは、やはりオージーの層は厚いと感じさせた1戦でした。

全3戦で争われる2010ASPジャパンツアー。第2戦を終了した時点でトップに立つのは初戦で優勝、2戦目でSFまで残った辻裕次郎です。
最終戦は10月8日〜10日に宮崎県の日向市 小倉ヶ浜海岸で開催される『Malibu HYUGA PRO』。LQS&カデットが同時開催されます。

4STAR『BILLABONG TSURIGASAKI PRO』結果
1位 デヴィー・キャッセル(AUS)
2位 ドリュー・コートニー(AUS)
3位 クリス・ソールズベリー(AUS)
4位 田中英義


『BILLABONG TSURIGASAKI PRO』公式サイト
http://www.billabongpro.com/chiba10/(PC用)

photo: ASP Covered Images