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WCTウィメンズ第5戦イングランド大会レポート!!

2005-05-30 更新
現地時間5月26日、イギリスのペランポース、コーンウォールで行われたRoxy Jam UKでソフィア・ムラノビッチが優勝し、彼女にとって今期3度目の勝利を収めました。

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■ソフィア、親友のチェルシーとファイナルで対戦

ソフィアは3フィートのコンディションの中、ファイナルで親友のチェルシー・ジョージソンを退けました。
「とってもとってもドキドキして、ここで起きてること全てに興奮したわ。この大会中、チェルシーがずっと私を後押ししてくれてたの。彼女はいいサーファーだから、きついファイナルだったわ。私はたまたまいい波に乗れただけで、チェルシーがあの波に乗ってたら彼女が勝ってたわ。」とソフィア。
ソフィアは今年、これまでにベルズビーチとフィジーで2勝しており、今回の勝利でツアーレイティングのリードを広げました。ソフィアは昨年のツアーで3勝を挙げワールドチャンプとなっており、昨年の偉業と同じ道を歩み始めています。しかし今年は昨年よりも2大会多い全9大会が予定されており、今後も目が離せそうにありません。
ソフィアはさらに「ホントに満足よ。ベルズで勝てた時から自信を持てて、いいペースを保てているの。ここで勝てたことはとても興奮するわ。一番恐かったのはチェルシーね。昨年ロシェルが2位だった時、”チェルシーの勢いに負けるかも”って思ってたの。だから今年はいい勝負が出来ると思ってたわ。まだ終わりじゃないし、油断はできないわ。」と話していました。

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■チェルシー、ツアーレイティングを維持

ファイナル時のコンディションは潮が上げてきて、ヒートの序盤、彼女たちを混乱させました。ヒート開始後23分にソフィアが派手なスプレーをあげ、バックハンドに入って行ったことで高スコアを獲得し、その後チェルシーは逆転することができませんでした。
チェルシーは次のようにコメントしています。「いい波で高いスコアを出したことがクールだったわね。でもそれよりも友達と勝負できたことの方が楽しかったわ。いつも勝ちたいって思うし、とてもドキドキするわよ。いいファイナルだったわね。」
チェルシーは今回の2位という成績でツアーレイティング2位を維持し、セミファイナルでチェルシーに下されたレイン・ビーチリーは3位につけています。
「ソフィアがトップで私が2位。900ポイントの差があるけど、まだ射程距離内よ。彼女が3勝、私が1勝とそれぞれいい結果を残せているからね。これまでソフィアにとっていい流れで来てるだろうけど、問題じゃないわ。次から2連勝したいわね、そう簡単じゃないだろうけど。」とチェルシー。

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■ルーキー、レベッカ大健闘

ルーキーのレベッカ・ウッズはセミファイナルまで勝ち上がり、今大会中素晴らしいサーフィンを見せていました。セミファイナルでソフィアに下されたものの、貴重な経験を得たのではないでしょうか。
「クォーター・ファイナルまで上がりたいと思っていたから、とてもうれしいわ。でも同時に、ファイナルに勝ち上がりたいって思うわ。」とレベッカ。

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次の大会は6月5日からフランスで行われるRip Curl Proです。こちらにつきましても情報が入り次第、お伝えしていく予定です。お楽しみに!!

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Roxy Jam England 2005結果

■Final
1.Sofia Mulanovich(Per)
13.65
2.Chelsea Georgeson(Aus)
10.15

■Semi-Finals
Heat-1
1.Sofia Mulanovich(Per)
11.10
2.Rebecca Woods(Aus)
9.15

Heat-2
1.Chelsea Georgeson(Aus)
11.00
2.Layne Beachley(Aus)
10.50

■Quarter Finals
Heat-1
1.Rebecca Woods(Aus)
12.50
2.Rochelle Ballard(Haw)
8.65

Heat-2
1.Sofia Mulanovich(Per)
9.00
2.Keala Kennelly(Haw)
6.90

Heat-3
1.Chelsea Georgeson(Aus)
12.10
2.Jacqueline Silvia(Bra)
10.40

Heat-4
1.Layne Beachley(Aus)
12.85
2.Trudy Todd(Aus)
8.65