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★復興へのビーチクリーン・岩手県大槌町浪板海岸★

2011-06-24 更新
岩手県大槌町浪板海岸からのビーチクリーンのリポートが、浪板海岸でサーフショップを経営されていた(津波にて被災)杉本浩プロからのビーチクリーンリポートが届きました。

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浪板海岸ビーチクリーン

日程:6月19日(日)12:00~

人数:約120名
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岩手県・大槌町のサーフポイントである浪板海岸は、津波により松林の2/3がなぎ倒され、公共のトイレやキャンプの設備・サーフショップ等、全てが流されてしまいました。

押し寄せた津波と引き波により、国道ののりめんとガードレールも壊れ、国道より奥の浪板の民家も全て流されました。

津波直後は浪板海岸も瓦礫の山となっていましたが、重機が入り大きい瓦礫は撤去されました。

しかし、松林と駐車場にはまだまだゴミがいっぱいで、今回サーファーによる浪板海岸復興に向けたビーチクリーンが行われました。
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百か日にあわせ、大槌町でも合同慰霊祭が行われた為、遠くは千葉・仙台からも慰霊祭に参加・ビーチクリーンと、駆けつけてくれた仲間もいました。
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12時から献花・黙祷を行った後、全員で清掃開始!
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上から見ると一見片付いたように見えた松林でしたが、手で拾い始めるとかなりのゴミの量。。。
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ガラスの破片や壊れたトタン、家の壁や普段使われていた日用品、衣料品、折れた木の破片など、危険なものや重いもの、砂に埋もれたもの、やはりこれは手で取らないと無理なゴミ

今回は大きいゴミなどのほとんどは片付きましたが、砂に埋もれたガラスや釘などのゴミがまだまだあります。

次回は、その埋もれたゴミや、海の中のゴミなども拾うことを今計画中です

浪板海岸は、津波でほとんどの瓦礫が海の遥か沖に流されたため、普段サーフィンなどで入る場所にはほとんど瓦礫が残っていません。

波打ち際に布などが引っかかっている程度なので、次回それを取れたら良いと思っています。

サーファーが1年を通して入っていた海なので、サーファーが海を綺麗にし、サーファーが戻ってくれば、いつか海水浴客も戻ってくると思ってます。
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復興へ向けての第一歩。
サーファーの海への思いをひとつにして、これからも皆で支援して行きましょう!