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ASPマスターズ『Super Surf World Master Tour』終了!

2011-08-02 更新
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トム・カレン(USA)、マーク・オキルーポ(AUS)、ショーン・トムソン(ZAF)、ハンズ・ヒーデマン(HAW)、サイモン・アンダーソン(AUS)など、多くのレジェンド達を集結して8年振りに行なわれたASPマスターズ『Super Surf World Master Tour』が現地時間7月31日に終了!

36歳〜49歳のマスターズクラスでは、QFまで進んだ8人の内、6人がブラジリアンと開催地のブラジル・リオデジャネイロのギャラリーには願ってもない展開でしたが、オージーのヌードルことネイザン・ウェブスター(写真上)が現役時代を彷彿させるテールを綺麗に抜いたトップアクションを武器にQFでシエィ・ロペス(USA)、SFではビクター・リーバス(BRA)を下してファイナルへ。
最後はファビオ・ゴーベイア(BRA)を抑えて優勝を決めました。

「まずは、ここにいる全ての人達とリオに感謝したい。リオには何度も来たことがあるけど、この町は初めてかな。本当に綺麗な場所で素晴らしい1週間を過ごせたよ。全ての観客とローカル、子供達にも感謝している。一緒にフリーサーフィンを楽しんでくれたよね。そして、イベントに参加した選手...。とんでもなく手強かった〜。参ったよ(笑) レジェンドの皆さんは、コンペティションに対してだけで無く、人間的にもオレにインスピレーションを与えてくれた。沢山の素晴らしい友人達と、とても濃い時間を過ごせたことは忘れられないよ。ブラジリアンは特に高いレベルで、早いラウンドを支配していたよね。凄いサーフィンだった。最後に地元ナラビーンの皆とRVCAクルーにも感謝の意を表したい」とヌードルは表彰台でのインタビューでイベントを振り返っていました。

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50歳以上のグランドマスターズクラスのファイナルは、ラビットことウェイン・バーソロミュー(AUS ・写真上)、イアン・ブキャナン(NZL・写真下)のクロスゲーム。
潮が上げて波数が少ない中、イアンが逃げ切る形でラビットを抑えました。
「凄い嬉しいね。今日は手にした波を有効に使ったよ。ショーン(トムソン)のヒートさえ通過出来ればチャンスはあると思った。グレン・ウィントンは小さいレフトの波をワイドなボードで上手く料理していたけど、オレはバックハンドよりもフロントハンドの方が得意だから、ゲームプラン通りにライトの波を攻めて、それが功を奏したのさ。次にファイナル。潮が上げてきて波が入らなくなり、フラットになったこと。ラビットのターンも冴えず、時間切れになったのがラッキーだったね」とイアン。

現在はASPワールドツアーでジャッジを行なっているイアン。当初は今イベントでもジャッジとして参加する予定でしたが、他のサーファーに勧められて選手として出場し、並みいる強敵を倒してグランドマスターズの栄冠を手にしたのです。

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すでに現役を引退した選手のためだけでは無く、アラフォー世代や、50〜60代の一般サーファーにも刺激を与えてくれた今イベント。
ちなみに今回は参加してなかったものの、ジェリー・ロペスは63歳の今でもサーフィンに対して前向きで、南スマトラのバレルセッションにも余裕で参加出来る肉体を維持しています。
もしも、あなたの周りで「もう年だから〜」なんて声が聞こえたら、今イベントのことや、ジェリー・ロペスの話をしてみては?

keep surfing!

ASPマスターズ『Super Surf World Master Tour』結果
マスターズ
1位 ネイザン・ウェブスター(AUS)
2位 ファビオ・ゴーベイア(BRA)
3位 ビクター・リーバス(BRA)、パターソン・ロサ(BRA)

グランドマスターズクラス
1位 イアン・ブキャナン(NZL)
2位 ウェイン・バーソロミュー(AUS)
3位 グレン・ウィントン(AUS)、サイモン・アンダーソン(AUS)


『Super Surf World Master Tour』公式サイト
http://supersurf.abril.com.br/(PC用)

photo: ASP Covered Images

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