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エリアウェザーの使い方

2005-07-29 更新
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エリアウェザーとは、アメダスやGPVなどの気象データをサーフィンエリアごとに一覧することのできるコンテンツです。

広域のエリアで複数ポイント分まとめて表示されることにより、エリアごとの周辺状況をトータルに把握することが可能。これから海に向かうというときの目的地選びや、翌日の予想に活用することもできるため、中・上級者の要望により実現することになりました。
もちろん、ケータイのパケット通信料の節約にもつながりますので、ここでは「過去の風(最新)」を利用した活用例をご紹介します。

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ベーシック活用例<アメダス編>
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■今からサーフィンしに行くんだけど?
(目的地選び/千葉)

これから千葉の海へ向かうが、既に夜は明けていて、到着時間は約2時間後の予定。とりあえず波情報をチェックし、コンディションの良い場所に行き先を決定する・・・なんて東京サーファーにはよくありますよね?
しかし、朝一の時点で遊べていた場所を目指して出発しても、徐々に風が変わり始めてしまい、到着する頃にはイマイチ!なんてパターンもよくある話。そんなときこそ、エリアウェザーの「過去の風(最新)」を使い、目的地周辺の風向きをチェックしながら行動してみてください。

<具体例>
「過去の風(最新)」のデータはアメダスの実測値なので、波情報の更新予定時刻でなくても、直前1時間前までの風向きを1時間ごとに確認できます。
例えば、朝一の飯岡の波情報では風が弱くコンディションが良かったとしても、その飯岡に向う途中でエリアウェザー「過去の風(最新)」をチェックし、南西風が強まり始めていることを確認できれば、目的地を風の合う一宮周辺(または付近で風が弱い場所)に変更することができる。目的地のポイントの特徴などを考慮すれば、次の波情報更新を待たずとも、より良い波を当てる確率が高まるというわけです。


■波が上がるようなら早起きしたいんだけど?
(明日の予想/湘南)

明日は会社の出勤時間が遅いため、波があれば朝一にサーフィンしたい。波情報の「エリア概況・予想」では、明日は南西の風波でサイズアップする予想となっているが、22:00の夜間更新時でも、まだ弱いオフショアのようだ。明日の朝はまだスモールサイズなのだろうか・・・。
そんなときにもエリアウェザー「過去の風(最新)」をチェックしてください。

<具体例>
湘南を基準に考えれば、大島や新島は「沖合い」の状態の目安になります。また、西側からの「風波」の参考になる石廊崎や御前崎の風状況も、直前1時間前までのデータを一括で確認することが可能。
例えば辻堂は夜になっても弱いオフショアが吹いているが、石廊崎や大島では既に西寄りの風がかなり強まっている・・・なんてことも一目でわかってしまいます。もしそんな状況だったら、海上では西よりのウネリが強まりつつある可能性が高く、目覚ましを早めの時間にセットするだけの価値は充分ありそうですね。
このように、湘南の波情報を見ただけでは予測しづらい明日の朝の状況も、周辺や沖合いの最新の気象データを確認することにより、より確信の持てるものになるのです。

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他にも「過去の風(最新)」を活用すれば、前線の通過などによる「風向きが変わるタイミング」などの予想も立てやすく、また、GPV予想値である「今後の風(予想)」や「GPV波浪(予想)」と併用・比較することにより、「予想値」が当っているのか、既にズレ始めている(実測値の風が予想に反して変わり始めてしまった、など)の判別も可能。

各エリアの特徴などを見極めた上で、「エリアウェザー」を上手に使いこなすことができれば、あなたももう上級ユーザーです!

※上記具体例はアメダスの活用例ですが、アメダスの観測値は計測機器の設置場所や設置状況などにも左右され、隣接したポイントであっても大きな差異が出ることがあります。
※各アメダスのデータはあくまでもサーフポイントに近い観測地点における観測値ですので、実際のサーフポイントにおける実測値とは異なります。目安と考えてご利用ください。