【現地コラム】岩手県・浪板⑭

東北地方を中心に、各地に大きな爪あとを残した「東日本大震災」。
現在もなお懸命な復興活動が続いていますが、現地コラムとして各地の現状などを定期的にお届けします。

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岩手県・浪板
第14回 浪板海岸

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4月になり、浪板海岸の防潮堤の工事が始まりました。
潮が上げてると波が防潮堤に当たり工事の妨げになる為、ホテル前付近に大きい石の投入がされました。
これにより砂が間に入り込み、砂がインサイドに溜まってくれないものかと願うばかりです。

1年間サーフィンを自粛していたサーファー達も、本当に少しずつではありますが海に戻ってきている仲間もいます。
浪板海岸もインサイドはまだ岩がゴロゴロしているものの、波が小さくて潮がひいている時間帯であれば、初心者でも出来そうな感じになってきました。
浪板観光ホテルは、工事業者が決まれば工事が始まる見込みのようです。
浪板海岸のすぐ近くには、仮設のファミリーマートも出来ました。

浪板海岸でのサーフィンは大槌町の方からも禁止はされておりませんので、工事関係者の邪魔にならないよう日曜日の工事が休みの時以外は、浪板観光ホテルの上の駐車場に車を停めるようにお願いします。
また水道などの設備は一切ありませんので、ポリタンクに水を忘れずにお願いします。
ゴミなども必ず持ち帰るようにして下さい。

5/20（日）今年度初の浪板海岸清掃には、仙台や内陸部から約50人程の方々が集まっていただき、河口付近のゴミ拾いをしました。
さびた鉄くずなどのゴミが多かったです。

鉄くず以外のゴミは全て持ち帰り処分。

尚今回のビーチクリーンにかかる費用は、カイザースサーフ様から集めて頂いた募金を使わせて頂きました。

全国の皆様から応援・ご支援を頂き、少しずつ活動を進めていきたいと思っています。
ここをお借りして皆様に・・・
ありがとうございました。<(_ _)>

生存者
最後に、店長目撃者として載っています。
是非、読んでみて下さい。


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岩手県上閉伊郡大槌町
K-SURF
杉本浩

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