WCTブラジル/R2途中経過
2005-11-07 更新
(写真はカーク・フリントフ)
WCT選手にとっては物足りない小波とは言え、半端ないスピードから繰り出されるアクションの数々に、集まったブラジルの観衆はただ見とれるばかり。
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■カレン、パタッチア、フリントフらが活躍
R1のヒート13ではトム・カレンが追いすがるダニー・ウィルスを僅差退けR3へ。続いてヒート14では、今年からWCT入りしたフレッド・パタッチアがトータル16点台のスコアで他を引き離し圧勝。ヒート16ではグーフィーのカーク・フリントフがレフトの波でやりたい放題のライディング。エア360°を軽々とメイクしたり、レイドバック系のリエントリーを繰り返すなど、これまた16点台のハイスコアでR3へ進出しています。
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■ファニング、D.ホブグッドもR3へ
R2のヒート1にはR1でリチャード・ロベットを相手に不覚をとったミック・ファニングが登場。しかしさすがはミック、ここは難なく切り抜けR3へ駒を進めました。しかし、この敗者復活ラウンドでは、ミックに続き、ダミアン・ホブグッドが勝った以外は、すべてが「下克上」の結果に!! 現在レイティング5位のトレント・マンローが地元ブラジルのワイルドカードであるギリアミ・フェレイラに、そしてブルース・アイアンズが同じくブラジル出身のワイルドカード、ヘイター・オルベスに敗れ、さらにダニエル・ウィルスやトム・ウィタカーまでもが同様にブラジルのワイルドカード勢に敗れて早くも姿を消すという波乱含みの展開となっています。
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この後のR2の残りのヒートにも、オッキーやテイラー・ノックスらベテラン勢VSブラジルのワイルドカードという組み合わせがあり、波のサイズ・コンディションによっては地元勢に有利な展開も考えられそうです。今後の動向につきましても、情報が入り次第、「BCニュース」などでお伝えしていく予定です。お楽しみに!